内容説明
父・昌幸の遺志と豊臣氏への忠義を胸に、幸村は配流の地である九度山を下り、ついに大坂城を目指す。家康を震え上がらせた男の誇りに満ちた一生を、丹念に描き出した秀作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつり
4
ゲームと舞台を楽しんだので、図書SSの本棚の上に飾ってあったのが目について借りました。予備知識全くなしの初読みの作家さん。作家になる前に古書店経営してらしたらしく、語彙が豊富で読めない漢字も多々。多大な資料に目を通されるだけあって、武将の名が次々に出てくる。ひとつ調べてもまつわる物語があるので、なかなか進まない。大阪夏の陣の詳細な戦況も、地図でもあればもう少しわかりやすかった。誰が味方か敵かも混乱してきて、流し読み。これがわかる人はよほどの歴史好き。でも、そんな人が読むには目新しいこともないのかも。2013/07/07
GaGa
2
真田幸村も今更ながら感があり。新味に欠けた感は否めません。2010/04/29
いつかはビーエム
1
真田幸村、大坂夏の陣、冬の陣、幸村もとい信繁はこの戦いで名を挙げた。来年のNHK大河ドラマはこの人が主人公。地元だし楽しみですね2015/03/17
BIN
1
関ヶ原前から死ぬところまで描いた真田幸村。やはり忍びがよく出てくるが、特別新しいことはない。幸村自身とくに魅力的でも強さが際立ってるわけでもないので、むしろいまいち。2012/08/19
Ryuji
0
★★★