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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163233802
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

2013年、スラム化進む東京で事件は起きた―首狩り殺人鬼vs.女性捜査官・麻生利津。警視庁の新人捜査官・麻生利津はおぞましき連続首狩り殺人事件の捜査を命じられた。彼女に授けられた史上最強のパートナーは、人工知能ドクター・キシモト―。マルチ頭脳の横溝賞作家が、想像を超えたスリルと知的興奮で迫る、近未来サイコ・サスペンスの決定版。

著者等紹介

小笠原慧[オガサワラケイ]
1960年、香川県生まれ。本名岡田尊司。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒。医学博士。現役の精神科医でもある。作品に、第20回横溝正史賞正賞を受賞した『DZ』、『手のひらの蝶』
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬木楼 fuyukirou

13
2作目読了後1作目を読む。始めはちびちび読んでいたのだけど、中盤から最後にかけてハラハラで目が離せなくなる。だけど、平日夜中の1時に読了というのは非常にマズイ。明日仕事だとわかっているのに読むのを中断できないというのは非常にマズイ。マズイマズイと思いつつ、手に汗を握りながら、読んでしまった。あー満足。 これでやっと眠れる。2015/11/10

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

10
再読。2004年に書かれた小説で、舞台は2013年。今よりももう少し近未来に書かれている。主人公の女性捜査官は、人工知能のドクター・キシモトとともに、連続首切り殺人を捕らえようと奔走する。作者が心理学者であることから、心理学に関する様々な用語が出てきて、心理学部だった私には面白かった。最後まで犯人がわからずに悶々とした。わかった時にはびっくりしたが、若干釈然としないところも残ったり。それにしても2004年からイメージされる2013年の日本ってこんな感じなんだなあと、そこが印象に残った。2014/12/13

makishima

5
作者の知識と経験が生かされている本である。人口知能のキシモトと、心に傷を持つ利律のコンビがヘッドハンターと呼ばれる連続殺人鬼にまつわる事件を解決するという内容であった。2014/08/22

陽色

3
東京震災後の日本が舞台になっていて、街の様子等が興味深いです。主人公の特別捜査官利津と、パートナーである人工知能AIのドクターキシモトとのやりとりが面白い。謎めいた連続殺人事件を追っていくうちに、核心に触れていくスピードがテンポ良く次第にぐいぐいと引き込まれていった。被害者たちがなぜ死ななければならなかったのかという理由が、あまり納得いくものではなかったけれど全体的に面白かったです。2009/10/28

ねね

2
途中、まさかって場面があるがとても楽しめる作品です。近未来、私たちの身近には存在するかもしれません。シリーズ物になっているので続きが気になる!2017/04/12

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