内容説明
恋人を目の前で殺された男が犯人を執念で捜し続ける。15年の歳月の果てに判明する衝撃の真相!気鋭の乱歩賞作家が、心の絆の強さを問う、長篇ミステリー。
著者等紹介
新野剛志[シンノタケシ]
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、1999年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zanta
16
286/10/16/2016 やられた。集中して読みふける。第一章第二章の登場人物の事情が細やかに描かれた段と怒濤のように謎を追究する段。どちらも魅力的だ。人物の中で、感情移入できる人、できない人、理解できる人、できない人、いるけれど大きな流れが納得のいくもので、一つ一つ丁寧に回収されているから読み応えがあり、圧倒された。2016/10/16
tetsu
6
★2 読むのに思いのほか時間がかかったのは面白くなかったからか? 話が無駄に長すぎスピード感がなく、どうにもいけない。15年も逃げ続ける犯人にも復讐のために人生をかける広幸にもリアリティがなくちょっとねぇという印象。2014/08/28
葉月94
4
疲れた。偶然指名手配犯を見つけてしまったばかりに、殺されそうになり、恋人を殺され、復讐のため、犯人を追い続ける向井。1番憎むべき男をすぐそばに置いて、利用されて、純粋なんだけど、かわいそう。あげく、誰も幸せになれなかったラスト。疲れた~。2011/02/12
MOON
2
久々に4段ある物語を読んだからか、なかなか終わらなくて(苦笑)。1人の男のひたむきなまでの復讐の話なんだけど、いまいち動機付けが弱い気がする。だから、そんなに感情移入も出来ず、終始遠いところから傍観してる感じ。ま、そこそこのお話でした。2011/05/08
うえ たろ
2
それほど登場人物は多くなく、物語の時間軸も単純なのに、話を把握するまでに時間がかかった。とても疲れる本だった。2011/02/01
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