内容説明
現代の「神と人間」をめぐる壮大な叙事詩『ゲルマニウムの夜』『王国記』『汀にて』に続く王国記シリーズ最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおさわ
3
朧と百合香の過去語り一遍ずつ。神と血と性の話。朧が言う王国とは…どこに向かっているのかわからない、それでも人間の一番本能的な場所を探るような感覚が続きます。2011/06/03
kageyama
2
スキンヘッドのおっさんが書いているのだと思いながら読むとゆんゆんする本。2010/06/12
detoo
0
二人で逃避行。王国に居るより随分リラックスしてるみたい。王国と宗教の理屈はよく分かんなかった。この二人は愛し合っているのだろうか?この人を大切にしたい、的な感じがないと思う。私の知ってる愛情とは違うものなのだろうか?雲の影に捕らわれてまた抜け出すシーンは良かったです。百合香編は普通の感覚でホッとした。母性本能で爆ぜるっていうのは凄いけどね…。2017/05/05
空飛び猫
0
朧の話と、百合香の話。 性と神と。 それは動物と人間と、ではなく、動物の枠を飛び出した人間の不安が見せるもの?2011/11/27
J_L_B_459
0
出てくる男がみな厨二病で身につまされる。女性器・男性器の総単語数はトップレベルでは?2011/05/13