内容説明
十一年前、房総の海。ボートの操舵ミスで海に投げ出された浅見光彦の父は、美瀬島の漁師に助けられ、生死の境をさまよう床の中で奇妙な声を聞いた。「そんなに続けて送ることはない」「そうだな、来年に回すか」。父は、その翌年亡くなった。「あれは死神の声だったかもしれない」。母から聞いた話に興味をもった浅見は島を訪れ、不気味な光景の記憶に脅える紗枝子と出会う。紗枝子は留守電に謎のメッセージを残して消えた女教師・石橋洋子を探していた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taka
41
やっぱ内田さんは面白いなぁ。事件の途中なので引き続き下巻に向かいます!2019/03/29
そうたそ
6
★★★☆☆
m
5
図書館のリサイクル本より。苗字から出身を推察したり、土地の歴史や背景も踏まえて推理する浅野氏。さすがとしか言い様がない。今回はどんな着地点になるのか、下巻へ進む。コロナの影響で図書館も休館中のため、こういう時に家にある積読本消化を。2020/04/14
kmzwrs5781
3
さすがの浅見光彦2024/06/01
崎
2
タイトルから獄門島を感じたので読んでみた。ゆるやかな事件進行、でも先が気になってしょうがない。内田康夫読んでる!!という気持ちになりました。下巻どうなるやら。2022/07/08