内容説明
僧正殺人事件は終わっていなかった―。反日感情が日ごとに高まるニューヨークで、贖罪の山羊(スケープゴート)に供されんとする日本人を救うため、あの名探偵が立ち上がった!黄金期本格の香りが21世紀に甦る書き下ろし長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もぐもぐチョビたん
3
金田一耕助VSファイロ・ヴァンス(=^ェ^=)僧正殺人事件2。あの事件は未解決だった?!興味をひくテーマと人種差別問題を扱っている。なかなかの読みやすさ&飽きさせない構成で面白く読めた。ただ本家の僧正殺人事件を未読の場合、丁寧に読む人だと犯人わかると思うから注意かな( ̄▽ ̄;)結末まで読んで問題に対して本当に着地点はここでいいのかと少々もやもやしたけど、まぁ解釈は人それぞれなんだろうなと。2015/01/19
ophiuchi
3
元ネタを読んでないけど、デビュー前(?)の金田一耕助と名探偵ファイロ・ヴァンスが第2次大戦前のNYで邂逅するという凝り方で、なかなか面白かった。2011/06/10
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
2
あまり面白くなかった。2018/12/13
青縁眼鏡
2
『僧正殺人事件』を再読しなければ。2015/01/03
てとら
1
蔵書本#5 金田一が出てきたら、のってきました。 ヴァン・ダインは全然知らない。2023/06/11