悪いうさぎ

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163204703
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

家出した女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けたわたしはミチルの友人たちが次々に行方不明になっていると知って調査を始める。女探偵、葉村晶シリーズ。

著者等紹介

若竹七海[ワカタケナナミ]
1963年東京生まれ。立教大学文学部卒。1991年に「ぼくのミステリな日常」で作家デビュー。作者と同名の探偵役が活躍する凝った構成の連作短篇集で、一躍注目を浴びた。日常の生活に潜む人間の悪意に対するかわいた視線を持ちながら、決して重苦しくならない洒落たセンスがその作品空間には常に漂っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

83
シリーズものだとは知らずに予約した。表紙の可愛らしさと相反する内容に少しびっくり。ぎょえー…そういう展開するかい…と一人ツッコミしながら読んだけど、さすがにこの展開で400ページは長いなぁと感じた。もう少し…落としどころがあったような。せっかくだから、シリーズ遡ってみようと思います。2013/08/19

ゆきち

69
葉村晶…なんてハードな人生というか日常なんだ!よく死なないなと思うくらい驚きのハードさ。葉村晶自身も自覚しているようで、平凡な日常より少しくらいスリリングな日常に魅力があると言い探偵をしているとは言えねぇ…。今回は葉村晶シリーズ初の長編。とっても後味の悪い話なのだが面白い!やっぱりわたしは長編小説が好きだと実感!ハラハラドキドキの展開が次から次に起こるのが堪らない。自分自身に起こるのは嫌だが…。また葉村晶のキャラがさっぱりしていて、でも人間臭くって好きである。少し休憩したらまた長編で楽しませてもらいたい。2022/06/11

itoko♪

69
何故かシリーズ一作目だと思い込んでましたが、三作目でした。主人公はフリーの探偵 葉村晶。洞察力の鋭さ、会話の切り返しに優れていると思いきや、所々に抜け感があって、冷たそうな反面、関わりのある人に対しては人情味のある一面もあったり、と不思議と憎めない。タイトルの意味と、事件の謎を、葉村と一緒に追うように読了。これはシリーズ一作目から追いかけなければ。2016/01/16

よんよん

61
若竹七海さん二作目。葉村晶探偵のファンです。テンポ良く、そして暑苦しくなく、重厚感のある事件の展開。ああーまた自分から揉め事に突っ込んでいくと思うけどどこかでその活躍を期待している。結末はかなり重い。でも、読みごたえあり。シリーズ逆走中です。2016/02/27

山田太郎

56
最新作からさかのぼって読むのはやっぱり読み方としてはよくないなと思った。連続してるわけではないけど、なんとなく面白みが減ってる気がする。2016/12/14

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