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王家の風日

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  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163199306
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

神の国がほろぶ時。王朝の再生をねがいつつ、その滅亡を予見した見えすぎる眼のひと―。おおいなる王家「商」、その戦慄の日々。幻の処女長篇新装決定版。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945(昭和20)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部英文科卒業。90年、『天空の舟』で直木賞候補、91年同作で新田次郎文学賞受賞。同年、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。平成12年、司馬遼太郎賞を受賞。作品として他に『王家の風日』『侠骨記』『孟夏の太陽』『春の潮』『花の歳月』『重耳』『晏子』『孟嘗君』『沈黙の王』『玉人』『長城のかげ』『楽毅』『青雲はるかに』『太公望』『華栄の丘』『奇貨居くべし』『子産』『沙中の回廊』などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月華

3
図書館 初版あとがき 1988年4月 海越出版社版あとがき 1991年1月 最新版あとがき 2001年1月 読んでいて、藤崎さんの封神演義の絵がちらつきました。昔読んだ『太公望』を再読したくなりました。2016/10/24

遊未

3
殷(商)周革命は支配が変わっただけでなく、文化、呪術、経済、支配(体系)から文字に対する姿勢と諸々の要素が新しく登場、あるいは刷新されていく過渡期の時代として描かれています。紂王の評価は他の本でも良い方に変化してきていますが、「封神演義」の圧倒的悪役である悪来、費中が活躍します。その他、「商人」「維新」の語源紹介とか面白いかも。2015/08/31

Ryuji

2
★★★★☆中国・商(殷)王朝末期の小説。私にとってほぼ馴染みない時代の話であったが、とても読み易く書かれていると思う。これまでなんとなく悪逆という感を持っていた紂王(帝辛)が、全然そんなことは無くイメージが変わった。紀元前遥か昔の話であり分からない部分が多々あるようであるが、それを正直に分からないと書いている所がこの作者の誠実さなのかなと思った(小説なのだから推測をそのまま書いても良いのに)。これを読んだからには「太公望」も読まなくては!2015/06/15

みこと

1
NHK特集で中華思想を扱っていたのに興味を覚えて、初宮城谷さんの本です。おもしろかったけど、素人向けに地図がついていたら、もっと良かったなー。それにしても紀元前何百年もの前の話が、まるでこの間あったことかのように眼前に繰り広げられる感じがした。甲骨文字まで読めるという作者、よっぽど勉強したんだろうな。次は夏から商への転換を描いた作品を読むぞ!2012/11/04

荒城

1
教科書なら数行ですまされる混乱期の歴史が一番おもしろい2009/08/24

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