日経文庫<br> PDCAマネジメント

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日経文庫
PDCAマネジメント

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  • サイズ B40判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532114244
  • NDC分類 336
  • Cコード C1234

出版社内容情報

○「PDCA」誰もが知るビジネススキルの概念だが、この言葉ほどわかった気になって、それぞれ勝手な解釈で使われる言葉はない。PDCAはもともと製造業のTQC活動から始まった現場の実践的なマネジメント手法。ところが最近のビジネス書棚では個人の仕事術、ダンドリ手法のひとつとして取り上げられる例が目立つ。これだと部分最適はできても組織全体の全体最適は実現できない。

○本書はPDCAの本来の使い方であり、トヨタなどの優良企業で実践されている、組織・チームで仕事をするマネジャー層の読者を想定した、マネジメントのためのPDCA入門である。

○著者によれば、着実に成長している一部の優良企業を除き、日本企業でPDCAがまともに廻っているところは少ないという。PDCAは「プラン・ドゥ・シー」の「仮説と検証」プロセスに加え、A(改善、改革、進化)が欠かせないが、P・DやP・D・Cのみで、Aの解釈があいまいな場合が多い。

○本書では主要業務(開発、商品、営業、販促)で着実にPDCAを廻していくために、「業務の定義」「現状の把握法」「帳票の設計」「会議の運営」「人的要素」「立ち上げ方」まで落とし込んで、具体的な方法を教えていく。

内容説明

本書は、PDCAを、職場や会社に、組織として導入するための実践的ノウハウを解説したものです。著者はトヨタの自動車工場でPDCAの作法を徹底的に学び、マッキンゼーを経て、様々な業界の事業再生に関わってきた経営コンサルタントです。ビジネスストーリー『戦略参謀』『経営参謀』の著者としても知られています。PDCAのそもそもの由来に始まり、なぜPDCAを生かせていない会社が多いのか、「組織のPDCA」を実践するための作法、P(挑戦)・D(実施)・C(学習)・A(進化)それぞれのプロセスの要諦まで、事例を挙げながら丁寧に解説していきます。PDCAという言葉や概念は知っているものの、会社や組織運営に生かせていないと感じているすべてのビジネスピープル、とりわけマネジャー、役員、経営者にとって必読の書です。

目次

第1章 PDCAとは何か?何のために使われるのか?
第2章 PDCAの基本作法
第3章 P:取り組むべき課題の定義と施策の決定
第4章 D:確実な実施のために行うべきこと
第5章 C:結果から「意味合い」を読み取り、次の打ち手につなげる
第6章 A:カイゼン PDCAの精度向上とバリュー・チェーンの進化

著者等紹介

稲田将人[イナダマサト]
株式会社RE‐Engineering Partners代表。経営コンサルタント。早稲田大学大学院理工学研究科修了。神戸大学非常勤講師。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号取得後、マッキンゼーアンドカンパニー入社。マッキンゼー退職後は、企業側の依頼にもとづき、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。2008年8月にRE‐Engineering Partnersを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅー

4
★★★「見える化」された結果から、そこに表れた重要なギャップ(差異)について、「意味合い」として考えられる因果や打ち手の案を言語化する。そして、想定された因果と打ち手の「仮説」を報告書に記載する。これにより、実務でPDCAを廻している担当者の思考過程を客観的にも確認できるように「見える化」し、精度を高めるための議論ができる場をつくる。創業者の頭の中のPDCAを組織で廻せるようにすることで分業可能とする、「CからPへの思考過程」を見えるようにすることで経営をアートからサイエンスにするという2点が学びだった。2024/12/10

tata

2
★★☆☆☆ どうもこの著者は合わない。読むのをやめる。2021/04/19

べんぞう

0
個人ではなく組織で活用するPDCAを解説しており、筆者の実務経験も踏まえた運用例も示されていた。実務の中で勘所はつかんでいくしかないが、理論を踏まえての実践だけでなく、実務から理論へのフィードバックも重ねてブラッシュアップを重ねていかなければ、使い物にはならないだろう。ビジネス人としては、永遠に付き合っていくもので、日々意識が必要であることを再認識した。2026/05/05

tsumahiro

0
ISO9001の学術的解釈がベースでないこと、製造業だけでなく流通業の事例もあること、オレサマ武勇伝系でなく幾多の業務経験を元に普遍化されていること、プロセスへの無関心や拙速に結果を求めたときの失敗事例が紹介されていること。以上の点が、他のPDCA指南の本よりも優れているところ。本書を繙かずとも自明だが、PDCAにはトップの強い方針と適切な関与が必要。本書の内容が腹落ちしても、いざ自社で実行するとなるとトップの無理解や誤解に阻まれて断念する例が多いと思う。会社は社長の器以上に大きく(良く)ならない。2026/04/18

CEO MOT

0
本書で著者は業務の「見える化」「KAIZEN」という言葉を多用していた。改善を繰返しながらより良き方向に向けてPDCAを廻していく。コロナ禍でデジタル化の加速がグローバルレベルで一気に進み、昨日の新製品は今日になると陳腐化しているかも知れない。そのような中でスピード感を持ちつつ、経営者層の積極的な関与も促すためにはPDCAを見える化することと、責任の所在を明確にすることが重要だということではないか。PDCAを上手に使うことができる企業とそうでない企業とで差別化が一層進むような気がする。2023/05/29

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