著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪に生まれる。甲南高女卒業。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年に「幸福の絵」で女流文学賞を受賞。ユーモア溢れる世相風刺と、人生の哀歓を描く小説およびエッセイは多くの読者の心をつかむ。平成12年、本作品「血脈」の完成によって、第48回菊池寛賞を受けた
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感想・レビュー
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佐藤ゅ
2
再読。何回再読したか分からないほど、この「中」は読んでいる。『血脈』の中で1番、読み応えがあると思う。洽六とシナの怒濤の人生に、ページをめくる手が止まらない!2023/02/02
decomo
2
凄い、壮絶。佐藤一族。佐藤愛子さんこの中で育ったんですよね。やっぱりハンパないですね。下巻へ続く。 2020/04/10
Gen Kato
1
再読。途中からパラパラとページをめくりだしたら、止まらなくなって深夜まで読みふけった。親って、きょうだいって、ホント宿命なんだよなあ。2016/10/08
佐伯りょう
1
親の愛情を求めながら死んでいった息子たちが哀れ。。わが子を犠牲にしてシナへの思いを貫き通した佐藤洽六もついに瞑目した。一人一人がそれぞれの不幸を抱えた佐藤家の今後が気になる。2011/07/18
sofia
0
佐藤家ってハチャメチャ。普通ではない。2008/04/27