内容説明
絵描きの利里子と大工の鉄治、それに互いの愛犬。人生に多くを期待しない男女が出掛けた不思議な小旅行の一日。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(16年生)
18
日曜のドライブ中のお話なんだけど、色んなことある長い一日(笑) オトナになると、色々と素直になれないことあるよね。 藤堂作品は好きなもの多いけど、これはイマイチだったかな。2013/04/15
やどかり
12
1日のドライブでの出来事を描いた1冊。過去と遭遇したり清算したり、家族との葛藤があったり、それはそれは盛り沢山の1日だった。40代になると、若い頃のように勢いでズンズン前にも進めないし、生きてきた中で諸事情も増えるから考えることも増えちゃうし、でも老齢期になる前の最後の焦りみたいなものも出てくる。でもなんだか疲れちゃって、やっぱり一歩が踏み出せなかったりするのよね。意外に40代って微妙なお年頃なのかもしれない。私も同世代なので、わかるところもあったけど、もう少し素直になってほしい感じかな。2013/11/07
よつ葉
2
40代女子のまわりって、結婚か、仕事か、シングルマザーか、ある程度人生の選択肢を進んでいる頃。勢いやエネルギーでの行動より、ある程度自分の考えのもとに、行動できるようになってきてる。その分、わがままにもなってきてると思う。自分の事はよく見えないけど、他の人の事が気になっちゃったりもする。自分を傷つけないために保守的にいて、ちょっと扱いにくい年頃。かくいう私も40代。。2015/09/15
遠い日
0
040703【読書ノート】評価★★★★2004/07/03
ビーバー
0
年代によっての考え方が良く出てたなーて思った。2006/05/01