感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辰城
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ふとしたきっかけで約10年ぶりに再読。仲間たちとバカ騒ぎをし、語り合い、冒険をして、そして、終焉が来る。思春期をこじらせたオトコノコたちが群れて人生について語り合う。これこそ青春というものだ。オトコノコたちが自分たちの言葉で、半分ヤケで、でも半分マジで、世界に向かい合う会話が愛おしい。……しかし、プロフィール見て気付いたけど、著者、自分と同い年じゃないか。わおわお。2010/04/08
kinaba
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物語全体としては、解説にあるようなこういうのを「自分たちの」物語だ、と思える青少年であったことは自分はないし、そういう他人も想像できないのだけれど、最終章の「もしよければ、ぼくを訪ねてください」以下の、諦めたような、それでも何かを期待するような一節だけは少しわかるような気がした。2009/12/23
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- 和書
- 柳田國男 新文芸読本