出版社内容情報
連続失踪事件の被害者の腐乱死体が見つかった物置の裏手から十五年前の白骨死体が。容疑者は少年Ａ！？折原マジック全開の書下ろし
目次
真犯人は「少年Ａ」！？女たちが次々と消えていく！十五年の時を隔てて起こった二つの連続誘拐事件の驚くべき真相とは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
59
大きなテーマは少年犯罪。15年前の連続女性失踪事件とリアルタイムで発生する通り魔事件。ノンフィクション作家が、事件の真相に迫ろうとする。二つの時代の事件の関連性は、重なり合う人物相関図。それが故に綺麗に騙されました。物語は分厚いものの、読みやすい。2021/04/29
達ちゃん
34
久しぶりの～者シリーズ。いろんな人が出てきていろんな事件が起こるので、途中混乱しましたが、何とか読了。ん～、真犯人は予想できませんでした。2021/01/01
ヒロくま
18
そうか！これが叙述トリックというやつなのね～！ラストまで全くわからなかった犯人が最後の数ページでスッキリしました。2014/09/07
伊織
7
人物が入り乱れていて整理しながら読んでいたので疲れた…。エピローグでパズルのピースがはまっていく感じはよかった。驚きよりも納得。2009/11/29
ちよりる
5
図書館本。読了後「読みきったぞ～」と叫びたくなりました(笑)久々に叙述もの読んだけど、やはり最初がシンドイ！15年前の少年Aが誰かはすぐに分かったけど、目まぐるしく変わる視点や時系列もややこしく何度前のページに戻ったことか。でもこの苦労が報われる瞬間が堪らないのよね♪折原さんは新本格というジャンルが出てきた時に一度は読んだと思うんですが、あまり記憶になく(この頃は出てきた作家さんを手当たり次第に読んでたので)…この者シリーズを皮切りにまた追いかけたいと思います。2015/02/04
