出版社内容情報
マイナー暮らしでくすぶっていた投手とこれで引退すると決めた老審判。意地と名誉を賭けた最後の桧舞台で全生涯を問う野球人情小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a*u*a*i*n34
9
ずいぶん前の作品ですが、オッモシロイ。アメリカ人の野球小説となれば剛速球ピッチャーVSホームランバッターを想像しますが、主人公の一人であるピッチャーは、30歳を過ぎたルーキーで直球は80マイルそこそこ。彼と、もう一人の主人公であるこれが最後の試合となるアンパイアとで、試合の終盤はページをめくる手が止まらなくなります。2017/01/13
K
1
オールドルーキーとアンパイアが主人公の野球小説。まるまる1試合引き込まれた。若き日のサミーソーサも登場してたな。2015/06/24
takeakisky
0
バウトンブームなので、これも読む。アンパイアものだとギャリコの短篇が思い浮かぶが、ほかには、、、あったかしら?書いたのはエイトメンアウトのアジノフとボールフォアのバウトン。アジノフは2冊目、バウトンは3冊目の読書。エイトメンアウトは野球小説というより事件のドキュメントみたいだったし、バウトンの2冊は日記だ。どんなもんだろう?と、これが面白かった。ゲーム、プレイヤー、心情と三拍子すべて心憎いほど噛み合って、アーニーとサムのパートが交互に置かれた構成もうまく、ページを繰る手が止まらない。とてもいい野球小説。2022/05/09
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