出版社内容情報
源太郎と花世が放火事件に巻き込まれる表題作や、「かわせみ」に待望の長子誕生の顛末が描かれる「立春大吉」など、全八篇を収録
内容説明
花世の歯痛を治そうと日比谷稲荷に連れていった源太郎が火付けの下手人に出くわして…。表題作ほか、東吾とるいに待望の長子・千春誕生の顛末を描く「立春大吉」など全八篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーまま
2
るいさんに待望の赤ちゃんが。おめでとうございます!本当によかった。源太郎は誰を好きになるのかと思ったら…。男の子ががんばる話、大好きです。2011/10/01
rokoroko
2
でたらめにシリーズ読んでるけどこれは花世の立春につながるのね2011/08/10
あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...
1
初、平岩作品。江戸泰平の世の雰囲気を感じることのできるいい作品だと思いました♪2008/08/11
紅(mokomoon)
1
ついに千春ちゃん誕生(o^o^o) 笹舟流しは東吾さんの情の深さについほだされるけどるいさんを裏切ったことには変わらないからなぁと複雑 花世ちゃんに恋(^o^;)これから先振り回される真面目な源太郎ちゃんに同情しちゃう けどお似合い(*^□^*)
kagetrasama-aoi(葵・橘)
0
第二十三作目。前巻はお話が停滞していて、飽きてきたかも……なんて思ったんですが、この巻は動きがあって面白く読めました。「虹のおもかげ」「笹舟流し」でとうとう東吾さんと麻太郎のお話が出てきました。子供好きの東吾さんの気持ち、ホント切ないですねぇ。「源太郎の初恋」は凄く良かったです。源太郎と花世がもう可愛らしくて(≧▽≦)。源太郎が七歳、花世が六歳でしょうか?そして「立春大吉」ちょっとご都合主義的展開かなぁ……と思わなくはないんですが、別にもの凄いリアリティを期待しているわけじゃ無いですから。2017/08/22