猫とみれんと―猫持秀歌集

猫とみれんと―猫持秀歌集

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163164601
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

出版社内容情報

バツイチの中年優男。眼医者にして歌人の著者が、過ぎし日々と飼い猫にゃん吉への愛を諧謔に託し詠った異色歌集。山本夏彦氏絶賛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごんちゃん

9
本棚整理で出てきた歌集を四半世紀ぶりに再読す。昔はにゃん吉くんの歌が気に入っていたが、今読むとバツイチの中年男が奥さんへの未練たらったらな歌が、可笑しく哀れで味わい深く感じる。私も歳を重ねたんだな〜〜〜 「芋だよと言えば寝てても飛んでくる別にいいけど猫だよキミは」「こんなにもボクをくすぐる形ありどこからみても猫であること」 1番好きなのはコレ→「あなたには犬かもしれぬわたしには猫の形に神垂迹す」2022/11/21

貧家ピー

5
バツイチ 中年・眼科医の短歌集。昔に読んだことがあったかな。猫やテレビ番組、元妻を思い出したりまったり。 2022/02/12

くっきー

2
著者は眼科医で、歌を読んでると奥様とは別れてるのかな?で、猫と金魚と暮らしているようすが、クスッとさせる歌で表現されている。2011/12/19

もん

1
好き。奥さんに出ていかれた眼科医の先生が、一緒に暮らす猫との日々を短歌で描く。浮かび上がる映像にぷっと笑いながらただよう寂しさ、物悲しさに胸をつかれる。

禿童子

0
哀愁とユーモアが漂う短歌。バツイチの中年には猫が似合う。2015/11/24

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