出版社内容情報
夫と妻、親と子の結びつきとは？薔薇園に暮す人々を通して、深く濃いかかわりを避ける今日の人と人の関係を問う表題作ほか四作品
内容説明
あふれる光したたる緑海からの風…大地のめぐみのなかで人々の心身はよみがえる。人間の回復と物語の復権。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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「行ったり来たり」がいい。2013/08/07
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短編集。表題作は匂いを本当に感じるような描写と、病んだ妻の描写が排他的で陰鬱な雰囲気でした。「行ったり来たり」は可愛いけど何か深い2009/01/19
