出版社内容情報
魯迅をして「彼には非常に敬服している」といわしめた曹操の底知れぬ人物像を、歴代ローマ皇帝の世と対比して浮き彫りにした評伝
内容説明
軍事と政治の天才、そして当代一流の詩人。音楽に親しみ、囲碁を楽しみ、こよなく女を愛した。それでも“三国志の悪役”といわれた男の実像に迫る―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千尋
4
軍略と政治の天才、当代一流の詩人であり、こよなく女性を愛した「三国志の悪役」といわれた曹操の生涯を歴代のローマ帝国の皇帝たちと比較した本*一般向けに描かれており、三国志のあらすじがよく解ります*2011/10/05
BIN
1
曹操の回想により曹操の歴史を描いた作品。著者が西洋の方が得意なのか同時代のローマ帝国の同じような出来事をたまに記述しており、まあ対比させるかのような記述は良いとは思う。ただ、「三国志演義」では・・・と解説を入れる割には本編自体、演義の部分がまじっておりところどころ誤りがあり、正直三国志という点では勉強不足に思える。2013/09/28
しんごさ
0
図書館でたまたま目に入った。なんでこのタイトルでこの内容…と思ったが20年も前の新聞連載。三国志(特に正史)好きが今読むには物足りないと思う。(no imageの本がmixiに連携されない。感想ならどうか?というテスト)2014/08/13