出版社内容情報
初恋の女が死んだ。不自然な死に方だ……。サントリーミステリー大賞読者賞受賞の青春ミステリーの旗手が満を持して放つ書下ろし
内容説明
初恋の女が、死んだ。事故死だというが、どうも不自然だ…。サントリーミステリー大賞読者賞受賞の新人が放つ青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
言音 / 放置気味…。
3
再現ミステリーで見たのとほぼ同じ。 全体的にあっさりし過ぎてる気が。 登場人物たちも魅力がないというか、好きになれない人達ばかり。 特に、千里は書かれているほど魅力的だと思えない。2013/04/05
聖月
2
▲樋口有介『ぼくと、ぼくらの夏』で青春軽妙ハードボイルドを引っさげてのデビュー、そこからの二作目の作品であり、第103回の直木賞候補作品である。当時はどうか知らないが、やはり昨今の直木賞候補と比べると少し骨がなく、骨粗鬆である2007/03/17
zanta
1
少々期待はずれかな。前橋の風の強さと乾いた感じはよく伝わってきた。私の読解力不足なんだろうけど、登場人物がみんな入れ替え可能で、区別がつかない。なんとなく中途半端2012/11/12
なつき
1
2番目の樋口本。とんがりハーフボイルド。この人の主人公たちはみんな「ヤマアラシのジレンマ」な感じがして、それでも暖めあおうともがく感じが好きだ。
日比谷公園
0
わりと面白かった。推理部分はたいしたことないのだけど、そこを楽しむ話ではないのだろう、主人公と2人の年下女子のかけあいが良かった。この著者の本を読むのが最近の私のマイブーム。きっかけは「蒼林堂古書店へようこそ」。2015/01/13