出版社内容情報
万葉の宮廷歌人、人麻呂の歌に暗号として読みこまれていた邪馬台国の真実とは？ ヤマトタケル神話の秘密とは？ 新鋭の力作推理
内容説明
美女の死体に残されていた謎の書きおきの意味するものは？万葉歌とヤマトタケル伝説に秘められている邪馬台国の真実とは？学者探偵金田一京助の登場する古代史長篇推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀬戸晴海
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2つの事件が重なりつつ、両の真相を暴いていく歴史ミステリー。邪馬台国、といいつつもメインは万葉時代。そのトリックは今まで見たこともなく「偶然じゃない？」と思える暗号がいくつも重なった見事なものだった。よくこんなの思い付いたな、よくこんな読み方ができるな、と感心する内容。血はやっぱりものを言う。2016/10/17
