愉楽の園

  • ポイントキャンペーン

愉楽の園

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163108704
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小乗の寺院がメナムに影をうつすバンコク。運河の畔りで気怠い性愛にふける男と女──気鋭の作家が、爛熟の愛の姿をえがく問題作

内容説明

熱帯モンスーンの風土と小乗仏教への信仰が巻き込む「虚無の海」に漂う者たちと、「生死の海」を泳ぎ悪魔とひたすら闘う者たちの赤裸な姿を描き、心と風土のかかわりをとらえて文芸作品に新しい世界をひらく。底知れぬ蠱惑のなかに、心と風土のかかわりをとらえる問題の長篇小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さざなみ

2
宮本輝の作品はたくさん読んでいるがこれはそれらとは異質な内容でした。舞台がバンコックで登場人物も多彩で名前を覚えるのに一苦労。 現地の様子がうまく描かれているが人物の絡みが理解しにく あまりフィットしないまま消化不良を起こしました。2023/11/03

あん

0
人物の気持ちの揺れが‥ 3 2017/06/15

さくら

0
バンコクの運河のほとりを舞台にした恋愛小説・・・政治や同性愛、売春等多々な要素が絡み合い、バンコクと言う国も相まって非日常的な為に先が読めないのでどんどん読み進んでいった。主人公の個性的な部分と登場人物それぞれの気持ちがいまひとつわかりづらかった。2005/02/11

ちょん

0
水の都バンコクの運河のほとりで恋におちた男と女。めくるめく陶酔の果てに、ふたりはどこへ連れ去られていくのか。恋愛小説に新しい局面をひらいた、宮本文学円熟の成果。 2007/10/31

ザッハトルテ

0
30年前のバンコクってこんな感じ? 今はかなり違っているだろうな。2019/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/407936
  • ご注意事項