明日という日

明日という日

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163092300
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

明日という日にささやかな期待をこめて、誰もが人生の曲り角に立つ。明日吹く風は吉か凶か……都会派短篇小説の名手が贈る「私生活」「曲り角」に続く珠玉の作品集

内容説明

明日という日はどんな日だろう吉、と出るか凶と転ぶか(怖いものみたさ)に駆られておずおずと明日というページをめくってみる誰の人生にもそんなところがないだろうか。都会派短篇小説珠玉の17作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがる~

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『昭和』だ… 普段スピード感や緊張感のあるミステリーを愛読する私にとって、かなり昔に買った短編集の文庫を久々に再読したが、時間がゆっくりと流れている。会話や風景描写も、各短編の中の空気が現代とは少し違う感じがする。買った直後に読んだ時はそんなことは微塵も感じなかったのだが。1刷の発刊が89年。あ~バブルがはじける直前のいい~時代だ。インターネットもケータイも本文中には出てこない…ギスギスした感じがない。昭和末期のどこかにありそうな、誰もが主人公になりそうな日常の短編です。各短編の読後に、少なからず味わい深2012/05/30

ゴリゾウ

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明日吹く風はどんな風、凶か吉か。明日という日に仄かな期待を抱いてだれもが今日という日を送りすごす。都会に住む男女の微妙な心のうごきを洒脱な筆致で描きだす十七の連作短篇。『文庫解説目録』 #7241991/02/24

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