ＢＵＮＳＨＵＮ ＣＯＭＩＣＳ×ＮＥＯＳＴＯＲＹ 私のことを憶えていますか〈１４〉

東村 アキコ【著】

文藝春秋（2023/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 192p／高さ 22cm
• 商品コード 9784160910225
• NDC分類 726.1
• Cコード C0079

出版社内容情報

小学生の頃お互い好きだと伝えられずに別れ、大人になって人気俳優SORAとゴシップ記者として再会した「こうちゃん」と遥。近づくほどに思いが募るのに、離れざるをえない状況が重なり、遥は地元に戻って幼なじみの猫作との結婚式にのぞむが……。式当日、誓いの言葉を述べる遥の前に、子ども時代と同じようにスーパーボール持ったSORAが現れ、「行こう」と手を差し出す。遥が選んだ道は――。

本編最終回以降の後日譚として発表された「外伝」全4話を収録した、32ページ増の完全版！

内容説明

芸能人になった幼なじみとの長い長い初恋。ついに完結！！「外伝」全４話収録、増ページ完全版！！

著者等紹介

東村アキコ［ヒガシムラアキコ］
１９７５年、宮崎県生まれ。１９９９年「ぶ～けデラックス」増刊にてデビュー。２０１０年に『海月姫』で講談社漫画賞を、２０１５年に『かくかくしかじか』でマンガ大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

結婚式で花嫁を奪う、いわゆる映画『卒業』から幾度も繰り返されてきた古典的展開を、しかし東村アキコは正々堂々と真正面から描く、そのど根性に痺れる。と同時に、花嫁がいなくなったあとの、周囲の人達のリアクションをきちんと描くのもまた、東村のこの作品に向ける誠実さの賜物だろう。想い出によって傷付き、想い出によって苦しめられてきた彼女ら彼らは、やがて想い出によって救われる。お見事としか言いようのない大団円。

2023/08/15

[どあら]

妹から借りて読了。どうやって終わらせるのかず〜っと気になって読んで来ましたが、素晴らしいハッピーエンドとなりました👍

2023/08/24

[糸文]

★★★★☆ なんか去年ネットフリックスで見た「First Love初恋」と似た感じ。初恋や幼馴染系の作品いっぱい溢れる中、斬新なストーリー一つもないのに、どんどん惹かれてつい最後まで読んでしまった。/スマホでの縦読みと紙の本のレイアウトと全然違って、どれもスムーズに読めるように工夫したね。これで縦読みに抵抗感なくなったかも！

2023/11/10

[毎日が日曜日]

★★★　完結。

2023/08/21

[磯吉]

猫作のお父さんが奥さんにとりみだすなよといったところ、かっこよかった。この一冊では出てくる人がみんな善人になっていて、猫作のお母さんなんかできた人間だと思う。猫作は陰でお金と写真だして、手の震えもかくして。猫作のお父さんが町長になった理由がまたかっこいい。これはもう、猫作親子の物語では？

2024/02/02