出版社内容情報
千葉重太郎と共に、開国論をとなえ外国人の手下ともみえる勝海舟を斬りにいくと出かけた竜馬。
だが幕府や天皇のためではなく「日本のために動いている」という勝の信念に共鳴した竜馬は、その場で弟子入りをする。
そんな竜馬のことを気に入った勝も竜馬を黒船の技術がすべて学べる幕府の最先端施設「軍艦操練所」へと連れていく。
そこは船が好きな竜馬にとっては夢のような場所。
だが夢はこれだけでは終わらない、「軍艦で大坂に連れてってやるよ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
20
【おきな書房】【速読】:明朗快活自由闊達な竜馬が面白いですね。既にこのころから日本や世界を視野に入れてる所がが渋いです。中浜万次郎も登場。竜馬の視界がますます広がっていく。2025/05/26
Die-Go
19
前回で勝海舟との運命の出会いを果たした竜馬。弟子にして欲しいと申し出て、一気に竜馬の世界は広がっていく。半面、武市半平太は、黒黒とした顔を見せ始める。★★★★✩2025/05/17
KDS
6
「勝先生、わしを弟子にしてつかぁさい!」勝海舟の高説に感銘を受けた竜馬は、その場で即弟子入りする。早速勝に海軍操練所へと案内され、同郷のジョン万次郎との出会いをはじめ竜馬の見識は一気に拡がりを見せる。そこは竜馬が望む、夢のような場所だったからだ。さらに勝の紹介で福井藩の松平春嶽侯とも出会うなど、一介の脱藩浪人が藩の政治総裁と謁見するという、当時の常識では考えられない邂逅をも果たす。しかし気に掛かるのは、勝海舟を狙う土佐勤王党・武市の動向。旧友に釘を刺すため竜馬は武市の元を訪れるが…?次巻が待ちどおしいぞ!2025/05/17
Akio Aratani
4
勝海舟に感化され日本人になった竜馬2025/05/28