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出版社内容情報
お母さんを捜す旅に出たまったくノンキな二匹の子猫しろ太とくろ太の冒険綺談を始め、「ぢるぢる昔ばなし」「ねこぢるごはん」を収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
43
小学生の時に読んだ。ちょとブラックなネタが多いけどそれがまた面白い。2020/04/15
みゃーこ
35
めちゃくちゃ面白い。ねこじるかわいい。ちょっとブラックなところがまた癖になる。2017/01/28
Kじゅう
2
今更ながらという感じもするが、再読した「しろ太とくろ太」の話について書きたい。本作はねこぢる(+山野一)の味であった「過激な」表現を敢えて避けた印象を受ける。もしかするとメジャーに歩み寄り、絵本等への展開も視野に入れた試みだったのではないか。作者がガロ等で描いた表現との違いに、私はこの作品を再読し(私の精神も弱っているので)奇妙な涙が流れた。「マイナー誌は自由に描けるがお金にならない」(記憶曖昧だがこんな感じのこと)はこの作品の頃じゃないかと。ふと思い出したので感想を書いた。2023/09/18
bibi‐nyan
1
にゃーことにゃっ太の漫画と、表紙の白黒ねこちゃんの旅路漫画が収められた本。名義はいちおう「ねこぢる」名義で、筆者が亡くなる直前の作と思われます。 しろ太とくろ太の物語は筆者にしてはかなりハートフルな作風で、この先の旅がどうなるかは永遠の謎になってしまったのが少し惜しい。 山奥に棲む美女と馬が化物に転じる話はなかなか民俗学調で印象的。 にゃーことにゃっ太のほうは相変わらずの暴力性で、なかでもかぐやの姫のパロディはとてもヤバみがすごい。 あとがきに山野一氏による追悼文。2023/11/09
pochi
1
1998年 11月1日