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出版社内容情報
不慮の死を遂げた天才女流漫画家が生み出した、可愛いいけどちょっぴり意地悪なねこぢるワールド。死の直前描き上げた遺稿も収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kavi
2
「ねこぢる」は90年代にサブカル界から急に注目された漫画家。可愛い猫のキャラクターが繰り広げる世界は、残虐で皮肉な世界ばかり。結構センセーションだったのだけど、あっという間に、あっけなく彼女の活躍は終わってしまう。山田花子というサブカル漫画家も時を同じくして自害。なんか闇を描く人が闇に飲み込まれた悲しい時代だったような記憶がよみがえる。2015/09/06
山田いぷしろんでるた
0
エッセー漫画が面白い
pochi
0
1998年 7月15日
my_you
0
しかし人間たちは次第にねこ神さまの存在を認知し始める。あろうことか、ある種の人々はねこ神さまを利用しさえする。狂気、とも言い難いねこ神精神は伝染する。それは人間に伝染して、それがさらに作者にまで伝染する。自分が産んだキャラクターに、作者は殺されたのではないかとすら思えてくるのだ。2009/12/19
bibi‐nyan
0
最後、カラーで筆者の遺稿「ガラス窓」が載っています。 発売当時、本屋では新刊展開&追悼特集をしていました。 内容は一巻からさらに残虐さが目立つように。 ねこ神様たちだけではなく、「直子と啓一」シリーズもどこか余裕がなくなった感じがします。 あちこちに取材に行った「ぢるぢる見聞録」、日々の徒然の4コマ漫画も収録。 ヨーロッパ拷問展は当時話題になってて、他の漫画家さんもルポを描いてましたね。2023/11/21