出版社内容情報
出初式を控えて稽古に励む江戸の火消しが、梯子の上から怪しい浪人を目撃。その裏にうごめく陰謀とは……「火消しの誉れ」ほか四篇。
鬼の気迫が悪事を暴く
出初式を控えて稽古に励む江戸の火消しが、梯子の上から怪しい浪人を目撃。その裏にうごめく陰謀とは……「火消しの誉れ」ほか四篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
8
この鬼平犯科帳も剣客商売と同様に若干マンネリ化してきたような気がします。私が年をとったからかも知れませんが。4つの話が入っていて一つは火消しの話で江戸の情緒などがうまく描かれているのですが、目に入るのと本を読んで文字で想像するのがどちらがいいとなると後者のほうがだんだんよくなってきているのかもしれません。原点回帰ですね。2014/07/07
