出版社内容情報
「人のために役に立たなければ、生きている意味がない」は妻が遺した言葉である。
「やるべきことはやった」と言って、自分の人生で行うべきことを全て行い63歳で亡くなった妻は、深い思いやりに満ち、自分より他人を優先させる人だった。
「人はどう生きるか」を子供の頃より厳しく追い求めてきた妻の生き方を書き残したい。
妻の生き方は知り合いの多くの人に感動を与えた。
辛いことに弱音を吐かず、身を削ることがあっても他人に役立つ生き方が、人の心に感動を遺したのだろう。
妻亡きあと、私はその生と死を探るべく様々な本を読みあさった。その中で出会った言葉を、妻の生き方に重ね合わせ、本のなかで紹介していきたい。
内容説明
妻は幼少の頃より、「人はどう生きるか」を追い求めて、自分より他人を優先させる生き方を貫いた。限りある命の時間を駆使し、「自分の行うべき事は、すべてやった」と言って、63歳で逝った。そのような妻の生き様をここに書き記した。
目次
第1章 妻と私、そして家族
第2章 妻の本音
第3章 妻の人柄
第4章 妻と山
第5章 妻の晩秋
第6章 妻の生涯、その意味
著者等紹介
水野杏一[ミズノキョウイチ]
1973年、日本医科大学医学部卒業。1979年、日本医科大学大学院医学研究科(臨床医学系第一内科学専攻)修了。医学博士。2007年、同大学内科学(第一内科学、のち循環器内科学に改組)主任教授。2011年、同大学医学部長。2012年、同大学大学院医学研究科教授。2013年、日本医科大学定年退職。同大学名誉教授。三越厚生事業団常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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