出版社内容情報
損得で動かず、立身出世や金銭に恬淡。教養があり、人情に厚く、女に強いようでいて弱い。こんな男が友人にいたら、町内に住んでいたら、どれだけ人生が豊かに愉快で楽しくなることでしょう。馬之介よ、現代によみがえってくれ!
内容説明
快男児馬之介、待望の再登場!卓越した構想力と透徹した史観―旗本の三男坊は、混濁の俗世を悠然と渡る。涼風吹き抜けるハートウォームな新・時代小説!「三宅坂の別離」「野辺の契り」「亀戸天満宮船橋屋」「駒吉春秋」の4篇を収める。
著者等紹介
久島宥三[クシマユウゾウ]
1938(昭和13)年豊橋市生まれ。時習館高校、愛知学芸大学史学教室卒。小・中・高校教師、小・中は校長。愛知万博を挟んで二十数年、蒲郡市国際交流協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 平安京とその時代