藤原定家の妻

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藤原定家の妻

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  • サイズ 46判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784160090361
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

著者は、関西を拠点に40年以上刊行を続けてきた同人誌『奇蹟』の同人で、同誌を舞台に長く歴史小説の秀作を発表してきました。本書は、そうした長い文芸活動の中で生み出した作品から5編を選出したものです。いずれも主人公は女性。鎌倉、室町、江戸期に題材をとり、そうした女性ならではの視点から、人々の暮らしぶりや社会風俗などが、生き生きと描出されています。表題作「藤原定家の妻」は、稀代の歌人との生活を妻の目で描いたもので、定家が見せる後鳥羽院との確執、跡取り息子の自立への必死の思いなどのほか、妻自身の、「源氏物語」「古今集」などの古典を書写する暮らし、知人らとの交友の日々が、きめこまかく描かれています。このほか、「ひとまつむしの記」は徳川幕府五代将軍・綱吉のお側用人だった柳沢吉保の妻、「梅宮記」は江戸初期の皇女・梅宮、「或る母と息子の物語」は室町幕府8代将軍・足利義政の妻・日野富子、「胡蝶」は播磨の藤丸城城主・赤松義村の愛妾・胡蝶が主人公で、それぞれが運命を甘受し、あるいは抗いながら懸命に生きていくさまが描かれています。見逃してならないのは、著者のバックボーンをなしている「源氏物語」などの古典への豊かな知識で、主人公たちのさまざまな思いと、そうした古典の世界とが交錯し、作品に深みを与えています。また、巻末には短い「劇評・映画評」も収められ、歌舞伎への並々ならぬ蘊蓄が垣間見られます。古典の知識を土台とした、女性の視点による女性のための歴史小説集。読めば新たな世界が開けること必定です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆき

1
藤原定家の妻、日野富子などの女性視点で時代や夫を語る。 皆さん苦労してますね。日野富子は悪女と言われがちですが、この本の日野富子はむしろ苦労人です。2023/03/09

na*rico

0
妻目線で描いた短編集ですが。正直なところ、面白くありませんでした。妻が書いた記録、日記…そんな印象。出来事がつらつらと書き連ねてあるだけで、小説らしくなく、読みごたえが無く、退屈で何度挫折しそうになったか.....。 もっと切り込んだ内容だと思っていたのもあってガッカリ感強かったです。2023/04/22

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