文藝春秋企画出版
九頭龍―前参議院議員・松村龍二一代記

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784160089051
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

警察庁の幹部として岐阜県警や埼玉県警の本部長を歴任した著者は、57歳にして、請われて福井県から参議院議員選挙に出馬し当選します。出馬したのは、どんな辛酸をなめようと、いつかは世のため人のためになる、人々に喜ばれる仕事をしたかったから。そして政治家となってわかったことは、その仕事は著者には天職ともいえるものだ、ということでした。警察庁に勤めていたときから、著者は現場の声を尊重しました。入庁早々、現場の警察官が生き生きと働くためには警察も労働組合の考え方を取り入れる必要がある、と発言したりしたのはその一例です。自民党参議院議員としての3期18年間に著者は、越前カニ漁を守りコメ作り等の農業基盤や高速交通体系を整備するといった地元福井のための仕事のみならず、ストーカー規制法やイラク特措法の成立、司法制度改革や有害鳥獣対策といった、すべての国民に尽くす仕事にも邁進しました。今は議員を引退し、趣味の囲碁を楽しむ日々。本書は生い立ちから現在に至る、その誠実な人生行路です。

内容説明

警察庁時代は現場の声に耳を傾け、国政においては、越前カニ漁やコメ作りを守り、高速交通体系を整備し、ストーカー規制法やイラク特措法等を成立に導き、司法制度改革や有害鳥獣対策に力を尽くす。

目次

第1章 生い立ちと立志(幼い頃、家族のこと;大学時代の親友と駒場寮ESS ほか)
第2章 警察庁入庁(大阪府警時代―警察にも労働組合の考えを;思いやりと勇猛果敢の心 ほか)
第3章 国政に力を尽くす(初めての国政選挙;選挙公約―高速交通体系の完成を目指す ほか)
第4章 勇退とその後(韓国歴史ドラマに見る日韓関係;妻穎子に感謝する ほか)

著者等紹介

松村龍二[マツムラリュウジ]
昭和13年2月25日福井市で生まれる(生後間もなく中国青島へ)。昭和31年福井県立勝山高校卒業。昭和32年東京大学法学部入学。昭和36年東京大学法学部卒業、警察庁に採用される。昭和39年静岡県警察本部監察官となる。昭和40年山梨県警察本部捜査第二課長、のち警務部長となる。昭和42年神奈川県警察本部外事課長となる。昭和43年警察庁外事課課長補佐となる。昭和45年大阪府警察本部外事課長となる。昭和48年外務省に出向、51年までタイ国日本大使館に一等書記官として駐在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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