出版社内容情報
北海道に渡り、大自然に悠々と生きる鳥や野生動物との出会いをつづった「鳥撮り」のフォトエッセイ第2弾母を亡くした寂しさから手に取ったカメラ。近くの公園の鳥を撮り始め、折々に東京周辺の探鳥地へ足を延ばすようになる。仕事との折り合いをつけながら「細く長く」撮ってきたが、鳥や撮影地で出会った人々との出会いの証を記しておきたいと思い、『鳥撮り紀行』を出版した。3年後、この間に訪れた北海道で新たな野生動物との出会いがあり、北の大地に魅せられ、これらの写真を残したいという衝動が突き上げてきた。そんな思いから綴った文章と美しい写真を散りばめたフォトエッセイの第2弾
金子 義治[カネコ ヨシハル]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taku
15
道東、道北の野鳥撮影紀行。鳥撮りというのは鳥が単なる被写体ではなく、鳥に憧れ続けている人なんだろうね。レンズを通して瞬間を収めるのは、ある種のハンティング行為なのかも。満足のいく一枚が撮れたら気分が良さそうだ。綴られるエピソードや心情を読み、あらためて写真を見ると撮れて良かったねと思う。動物の写真も結構あって、雄エゾシカの背景にオオワシ数羽の写真が好き。この光景を見てみたい。私は鳥撮りにはならないと思うけど、出会うと気分をあげてくれる鳥たちを上手く撮影してみたいと思うよ。2024/05/10
-
- 和書
- 子ども家庭支援論