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通訳日記―ザックジャパン1397日の記録

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  • サイズ B6ナミ判/ページ数 413p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784160082045
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C9475

目次

1 ザックジャパン誕生―2010~2012(日本代表通訳就任「日本に戻る準備はできたか?」;ザックジャパン始動「初陣アルゼンチン戦の金星」;アジア杯優勝「このチームの伸びしろは計り知れない」;東日本大震災とチャリティーマッチ「日本は止まることを知らない国」;W杯アジア3次予選突破「目標に向けての第一歩に過ぎない」;W杯アジア最終予選「今のままでは強豪に太刀打ちできない」)
2 世界との距離を詰める―2012~2013(欧州遠征vs.フランス&ブラジル「真の強者と戦うことで実力がわかる」;ブラジルW杯出場決定「我々のサッカーをすれば何も問題ない」;コンフェデレーションズ杯「世界との差をこの1年間で詰める」;東アジア杯と新戦力台頭「できない選手に『やれ』とは言わない」;東欧遠征vs.セルビア&ベラルーシ「ミンスクの夜のHHEミーティング」;欧州遠征vs.オランダ&ベルギー「勝つべくして勝った試合だった」)
3 W杯で世界を驚かせるために―2014(W杯代表メンバー選考「発表前夜にかけた主将への電話」;指宿合宿&アメリカ合宿「ハセはチームにとって大切すぎるんだ」;ブラジルW杯「我々のサッカーを全員で信じてやろう」)

著者等紹介

矢野大輔[ヤノダイスケ]
1980年7月19日、東京都生まれ。15歳でイタリアに渡りトリノの下部組織でプレー。22歳でトリノのスポーツマネジメント会社に就職。デル・ピエロを始めとするトップアスリートのマネジメントや企業の商談通訳やコーディネイトに従事する。2006年から2008年にトリノに所属した大黒将志の通訳となる。2010年9月、ザッケローニ日本代表監督就任に伴いチーム通訳に。ブラジルW杯終了後、監督の退任とともに代表チームを離れた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆにこ

51
長谷部さんのキャプテン能力の高さが凄い。本戦に行けなかったメンバーに矢野さんが電話する場面は胸が熱くなった。ザックさんは気配りの人だったなぁ。2016/06/03

aika

36
ザッケローニ監督のプロフェッショナルとしての責任感と覚悟と謙虚さ、そして人間性の素晴らしさが、通訳の矢野さんの目線を通して全面に溢れていました。誰よりも選手に期待し、どこまでも彼らを信じ抜く温かな眼差し、日本を愛してくれたこと、読んでいて嬉しい気持ちになりました。確かにW杯は残念な結果に終わりましたが、日本代表がこの悔しさを糧に、更なる飛躍をしてくれることを願ってますし、それがザックさんの願いだとも思います。ザックさんを一番近くで支え続けた、矢野さんだからこそ伝えられることなんだなあとしみじみ思いました。2016/09/26

coco

32
元日本代表監督ザッケローニ監督の通訳を務めた著者が4年間書き続けた日記。テレビやネットなどを通してしか知りえなかった当時の状況の裏側がとても興味深い。監督と選手・スタッフとのやり取りなど組織運営の大変さがひしひし伝わってくる。監督の気遣いの細やかさには驚きと尊敬。濃密な4年間だったことが強く感じられる分、ブラジルW杯の結果はとても悔しく残念。。2015/10/18

ランフランコ

26
今、2018年ワールドカップ最終予選真っ盛りですが、1世代前のザックジャパンの記録。ザッケローニは素晴らしい人物だ。ワールドカップで結果が出なかったことは残念だがチームのポテンシャルは歴代最強だったと思う。本田圭佑のパーソナリティも強烈。彼のメンタルは日本代表に不可欠だ。残念ながらワールドカップメンバーから外れた選手たちに電話でねぎらう場面がある。このシーンはこの本の一つのクライマックスだと思う。そのやりとりには涙が出た。ザックの言葉「晴れた日には上を向いて歩くんだ」実にいい言葉だ。2017/03/24

しーふぉ

26
外国人監督にとっては非常に重要な存在の通訳から見たザックジャパンの4年間。ザッケローニさんの人柄がとにかく素晴らしい。日本を愛し、日本の選手に対するリスペクトを感じた。W杯で良い成績を取らせてあげたかった。2016/06/19

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