感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
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「目が見えなくなっても、やれる役があるだろうか」(田中絹代)、「でも、私より上手くない役者さんがこの役をやりたいって手を挙げたら持って行かれちゃうのよ」(森光子)、だから上を目指せるんだ。太地喜和子と三國連太郎の「十年たったら結婚します」とほんとうに十年後に離婚した三國連太郎、別れてもその新聞を読み山城新伍と祝杯をあげる太地喜和子。映画のシーンみたい。「良いものを一つ書いて亡くなりたい」(宇野千代)、「私は機械じゃないんだからさ、間違いだってあるのよ」(フジコ.ヘミング)、生き様、死に様、名言が溢れてる。2025/10/13




