ハヤカワ新書<br> 怖い宇宙―巨大太陽フレアと磁気嵐の脅威

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ハヤカワ新書
怖い宇宙―巨大太陽フレアと磁気嵐の脅威

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400580
  • NDC分類 440
  • Cコード C0244

出版社内容情報

核爆弾の数億倍のエネルギーを放つ「太陽フレア」、IT社会を根こそぎクラッシュさせる破壊力を秘める「コロナ質量放出」、ほぼ光速で飛来し人体を襲う「太陽プロトン」……。最新の知見をもとに、「漆黒の闇と静寂」という従来の宇宙観を鮮やかに覆す。


【目次】

内容説明

核爆弾の数億倍のエネルギーを放つ「太陽フレア」、IT社会を根こそぎクラッシュさせる破壊力を秘める「コロナ質量放出」、ほぼ光速で飛来し人体を襲う「太陽プロトン」…。危険で爆発的な「荒ぶる宇宙」の真っただ中に、危うくも文明を築いて私たちは暮らしている。美しいオーロラを夜空にゆらめかせる一方、世界停電や人工衛星喪失といった深刻な「宇宙災害」の原因にもなりうる、宇宙のプラズマ・ワールドの実像とは。最新の研究をもとに、「漆黒の闇と静寂」といった従来の宇宙観を鮮やかに覆す。

目次

第1章 宇宙天気とは何か
第2章 史上最悪の宇宙災害を想像する
第3章 宇宙天気予報のシチズンサイエンス
第4章 古典籍に記されてきた巨大磁気嵐「赤気」
第5章 極限的な宇宙環境に人は耐えられるか
第6章 宇宙移住の時代は本当に来るのか

著者等紹介

片岡龍峰[カタオカリュウホウ]
1976年仙台市生まれ。2004年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。情報通信研究機構、NASAゴダード宇宙飛行センター、名古屋大学太陽地球環境研究所、理化学研究所、東京工業大学、国立極地研究所を経て、現在は沖縄科学技術大学院大学(OIST)主幹研究員。専門は宇宙空間物理学。2015年文部科学大臣表彰若手科学者賞、2024年田中舘賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

107
太陽フレア/コロナ質量放出/太陽プロトンという3大宇宙災害を示した上で、平常時は磁気バリアによって巧妙に守られている地球が、太陽黒点の異常によって大災害に至ると警鐘を鳴らす(過去の事例も紹介)。宇宙を、暗黒で静的なものとして捉えるだけでなく、放射線の嵐で荒れ狂う不安定で爆発に満ちた動的なものとして認識するべきだと。だから「宇宙天気予報」が必要だという主張である。でも、「宇宙はグローバルコモンズ(人類の共有資産)ではない」としてビジネス優先・自国優先のトランプ大統領のよう人に、この危機感が通じるだろうか。2026/08/04

ももいろ☆モンゴリラン

3
タイトル、「怖い」はなくてもよかったのでは?(いい意味で)あれもこれも紹介しようとしてくださって既知の話(オーロラの発光など)については駆け足、だがそれだけ溢れ出る宇宙への愛…! 古文書から日本でも過去オーロラを観測していたことを突き止めたり、いま地球がかろうじて太陽からのエネルギーから保護されている要素がなくなったら?のIFの世界を考えてみたり、時間的・政治的な観点で縦横無尽に宇宙のことを考える本って初めて読みました。2026/08/08

のん818

0
常に地球の大気圏外で荒れ狂っている、太陽から吹き付ける太陽風(プラズマ)。美しいオーロラの原因でもあるが、過去には大都市が大停電を起こしたことも。地球の強力な磁力線(バリア)によって守られている我々だが、それをも乱すほどのプラズマが降り注いできたらどうなるのか。SFではなくいつか起こりうる宇宙災害、その予防のために著者の研究分野「宇宙予報」はこれからの宇宙時代には欠かせないという話から、移住計画もある月や火星といった磁力線を持たない場所で強烈なプラズマや宇宙放射線に人類は対処できるのかまで。宇宙は怖い。2026/07/22

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