ハヤカワ新書<br> スポーツは人生に必要ですか

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

ハヤカワ新書
スポーツは人生に必要ですか

  • 提携先に8冊在庫がございます。(2025年08月04日 16時11分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 168p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400368
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0275

出版社内容情報

「勝敗は一瞬のことですが、我々は一生のことを見据えていかねばなりません」(森林)。「何を正しいとするかを自分で決めるということ。そこまでスポーツ教育で培うことができれば、本当に大きな価値があると思います」(為末)。深い思考がほとばしる名対談

内容説明

仮に名誉も金銭も得られず、進学にも有利ではないとしたら、スポーツはどう役に立つのだろうか。余暇のためか、それとも教育か。両者は一見矛盾するように思えるが、この二つを繋ぐ鍵となるのが「楽しむこと」である―。部訓に「Enjoy Baseball」を掲げ2023年夏の甲子園で全国優勝を果たした慶應高校野球部監督の森林貴彦と、元陸上競技選手の為末大が、スポーツの価値をめぐって徹底議論。勝利にとことんこだわりながらも勝利至上主義とは一線を画す、両氏だからこそ辿りついた答えとは?

目次

第1章 「努力できる人」の正体 練習論(練習を楽しめる選手、楽しめない選手;二・六・二の法則 ほか)
第2章 意図を聞き、感覚を共有する コーチングの方法論(1)(選手の内面にいかに入っていくか;コツの世界と法則の世界 ほか)
第3章 勝負の味わい方 本番論(試合前の声かけ;勝負強さとは何か ほか)
第4章 「正しさ」への視点を養う コーチングの方法論(2)(子どもたちと一緒に考える;ティーチングとコーチングのバランス ほか)
第5章 主体的に生きるために 人生論(主体性が生まれるきっかけ;失敗なんかない ほか)

著者等紹介

森林貴彦[モリバヤシタカヒコ]
1973年生まれ。慶應義塾高校野球部監督、慶應義塾幼稚舎教諭。2023年夏の甲子園で107年ぶりの全国優勝を果たし、選手の自主性を重んじる指導方針が注目を集める

為末大[タメスエダイ]
1978年生まれ。男子400mハードル日本記録保持者(2024年現在)。三度の五輪出場を果たし、世界陸上のスプリント種目で日本人として初のメダルを獲得。引退後はスポーツを通じた教育活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

15
スポーツの意義は、夢中になり没頭することで、生きている実感を得ること。真剣に取り組むことで、「勝利」や「達成」を超えた「価値」を人生の中に見出すこと。主体的に考え、試行錯誤しながら取り組むこと。失敗を糧に、成功を目指して挑戦すること。仲間と協力しながら目標に立ち向かい、苦難を乗り越えること。スポーツを通して学べることや身につけられることは、途轍もなく大きい。指導者は短期的な勝利や成功を目指すのではなく、その人の一生を見据えて教え子を導き、伴走していくことが求められる。2025/02/19

むた

15
私が考えていることを言語化してもらってお二人ありがとうございます、という気持ち。スポーツの身体性、当事者意識、主体性の正体など、スポーツの価値について改めて考えるきっかけを頂きました。勝利や記録を追求しながら、その過程で得られるものこそが本当の価値であることに気づけるか。一見矛盾しているように思えるこの両義性を受け入れて追求していくことが肝要なのだと思う。のだが、それを思うと果てしない気持ちにもなる。まだまだ先は長い。2025/01/19

12
スポーツには人生に被る部分が多くある。スポーツの失敗は、人生にとってすごくいい経験。学校生活で勝ったら次にいける。負けたら終わり。というリアルな経験はあまりない。リスクがあるからこそ挑戦なのだ。青春をスポーツに賭ける。高校生ながらも欲求を犠牲にする。これもリスクだと思う。だからこそ大きな財産になるのだ。スポーツを通じて決断すること。大人になって結婚、家を買うといった段階で初めて決断だと大変になる。自分で決断し、自分で責任を負う。スポーツをしてきた人間がもっと恵まれる日が来るの嬉しい。2025/01/28

とも

9
陸上の為末さんと甲子園優勝の慶應高の森林監督の対談。スポーツは主体的にかつ考えながらやるから面白い。なんでもそうよね。2025/01/01

naohumi

6
スポーツを行う鍵は「楽しむこと」。自分の兆しを追及する。スポーツにはむき出しの自分をさらけ出さないといけない場面がある。堂々、スポーツ場面で対峙する経験に、日常から外れつつもビジネスとの共通項が多分にあるのだろう。 また、コーチや監督の存在の大きさ。選手個々では気付けない、その特性のフィードバックも上司と部下の擬似体験ができるように思う。仕事に活かすため、スポーツをする訳ではないが、結果的にスポーツが役立つことはあり得る。また、スポーツを追及するそのプロセスに人生を豊かにする共通項も潜んでいるのだろう。2025/01/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22330318
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品