ハヤカワ新書<br> 核クライシス―瓦解する国際秩序

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ハヤカワ新書
核クライシス―瓦解する国際秩序

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400306
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ウクライナ侵攻を機に核使用をちらつかせるロシア、核弾頭を倍増させる中国、核大国アメリカの混迷、そして形骸化が進むNPT(核拡散防止条約)体制。混沌とした核情勢に出口はあるのか。外交の最前線を長年取材してきたジャーナリストによる迫真のレポート

内容説明

ウクライナ侵攻を機に小型核使用をちらつかせるロシア、保有核弾頭を倍増させる中国、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮、核大国アメリカの弱体化と混迷、そして形骸化が進むNPT(核拡散防止条約)体制。核はなぜなくならないのか。唯一の被爆国・日本を取り巻く混沌とした核情勢に出口はあるのか。核問題に精通し、外交の最前線を長年取材してきたジャーナリストによる大型連載「核カオスの深淵」(国際文化会館ジャーナリズム大賞ファイナリスト)を書籍化。巻末に「核の用語集」を掲載。

目次

第1章 うごめくサソリたち 二匹から三匹へ
第2章 ウクライナ侵攻の源流
第3章 侵略された「核を諦めた国」
第4章 ドキュメント「ブダペスト覚書」
第5章 侵略の代償
第6章 瓦解する核秩序
付録・核の用語集(五十音順)

著者等紹介

太田昌克[オオタマサカツ]
1968年富山県生まれ。共同通信社編集委員兼論説委員。早稲田大学客員教授、長崎大学客員教授。早稲田大学政治経済学部を卒業後、1992年に共同通信社入社。広島支局、外信部、政治部などを経て、2003~2007年ワシントン特派員。2006年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。2009年に第15回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。日米欧の核政策研究で博士号を取得(政策研究大学院大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

羊山羊

14
米露がかつて覇権を握るために軍拡競争に挑み、その果てに世界に大量に産み落とされた核兵器。それが未だに世界に深刻な影響を与えていることを膨大な取材からつまびらかにする一冊。先日のロシアのICBMの発射でもそうだが、冷戦構造というものが、人間の軍事技術が必要以上に発展させ、そして、その処理にいまだに苦しめられていることがよく分かる。日本での核問題といえば今までメジャーだったのは北朝鮮のみだったけど、→2024/12/22

Yasuhisa Ogura

1
ロシアによるウクライナ侵略を踏まえて、現代の核問題を取り扱ったもの。ソ連崩壊で世界3位の核大国になったウクライナが、核兵器を放棄したブタペスト覚書きの交渉過程は非常に興味深い。安全が保証されないにもかかわらず核兵器を放棄させた背景には、なんとしても核軍縮条約を発効させたいが、なんとしても安全を保証するというリスクを避けたいという米国の都合の良い思惑が存在してたのである。しかし、このような一方的に不利と思われる覚書きの裏には、本書には書かれていないような様々な取引が行われていたことは想像に難くない。2025/04/23

Oki

1
周到に、悪魔のようにずるがしこく政治的な反対勢力を消去していくプロセスを 推し進めてきた独裁者二人が、今、核の発射ボタンを握っているとは何ともはや。 2025/03/28

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