出版社内容情報
劉慈欣のSF大作『三体』に登場し、一躍知られるようになった天体物理学の難問「三体問題」。ピタゴラス、ニュートン、ポアンカレ……名だたる科学者たちを悩ませ魅了してきた宇宙の謎と、その解明を目指した人類の歩みの全貌を描いた科学ノンフィクション。
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデキ
41
三体問題・・・ 素人に判りやすいように語ることの難しさを最初に述べられていました。 読んでいて判るような感覚になりながらもだいぶ難しかったです。 熱量は、伝わってきて面白かったけど 個人的に判っているのかな~と思ってしまいます2024/09/16
スプリント
8
超難問だけに理解ができたとは言い難いが楽しめた。2024/07/26
女神の巡礼者
3
さすがに超難問とあるだけあって、かなりの難解な一冊でした。といっても実際に数式を使って、三体問題を解説しているわけではなく、(そんなことをされても高校数学Ⅰで脱落した私には理解不能でしょうけど)この三体問題に歴史上の天才科学者がどのように挑んできたかとか、三体問題が解決しないと宇宙におけるどのような問題が解明できないかというような解説の数々で、宇宙でどのようなことが起きているのかが、なんとなく知ることができたかなという程度の理解でした。やっぱり宇宙はまだまだ謎に満ちているのですね。2024/08/05
shrzr
2
魅力的な題材なので、一般向けの本としてはもっとおもしろいものにできたのではないだろうか。2024/06/17
Steppenwolf
2
G特に前半は自分もある程度知識を持っているし著者等の主張も明快である.しかし,後半になると確定的なことを言えなくなり,予想みたいな言い方になる.内容も複雑になるし頭に入りにくくなる.本書に限らず,宇宙の進化みたいな本を読んだときも大きな天体が飛んでくるかもしれないとかそういうことを言われるとこちらも意見を言えなくなる.本書を読み終える前にまたもや三体問題が書いて有りそうな本を探している.2024/05/27