出版社内容情報
技術を発展させた〈孤絶〉では母星を救うべきかが議論となっている。その中で未来との通信技術が開発された! 〈直交〉三部作完結篇技術を発展させた〈孤絶〉内では、ようやく故郷の惑星を滅亡から救う目星がついた。だが、誰も見たことのない母星に、危険を冒して戻る必要はないのではと意見する者も増えている。その中で、未来からの通信を受け取る装置の建設計画が開始されるのだが……。
グレッグ・イーガン[イーガン グレッグ]
山岸 真[ヤマギシ マコト]
中村 融[ナカムラ トオル]
内容説明
発進から六世かけ、直交星群の反物質を扱う技術をも発展させた“孤絶”の科学者たち。ようやく故郷の惑星を救う目処がつき、帰還の途につくことに。だが、「時の矢」の反転で航宙に危険が増すくらいなら、母星が破滅してもかまわないと主張する帰還反対派もあらわれていた。対立が激化する“孤絶”で、未来からのメッセージを受けとるシステムの建設計画が発表される。稼働すれば、未来の事象のすべて、“孤絶”と故郷の運命もわかるというが…。わたしたちとは異なる時空の法則から構築された奇妙な宇宙で、奔放にアイデアをかけめぐらせた“直交”三部作、堂々の完結篇!
著者等紹介
イーガン,グレッグ[イーガン,グレッグ] [Egan,Greg]
1961年、オーストラリア生まれ。数学の理学士号をもつ。1980年代末から本格的な作家活動を開始した。長篇『万物理論』と『ディアスポラ』で星雲賞を二年連続受賞した。また、短篇「プランク・ダイヴ」でローカス賞、「祈りの海」でヒューゴー賞・ローカス賞を受賞。世界各国のSF賞受賞の栄誉に輝いている
山岸真[ヤマギシマコト]
1962年生、埼玉大学教養学部卒。英米文学翻訳家・研究家
中村融[ナカムラトオル]
1960年生、1984年中央大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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