出版社内容情報
辺境の巨大惑星〈オマル〉には、複数の亜人種族が共存していた。巡航飛行船につどいし異なる種族の六人は、それぞれに自らの物語を語った……。『ハイペリオン』を彷彿とさせるフランスSF巨篇
内容説明
総面積は地球の5000倍にもおよぶ巨大惑星オマル。そこではヒト族、シレ族、ホドキン族の3種族が暮らしていた。何世紀にもおよぶ壮絶な抗争の末、65年前に結ばれたロプラッド和平条約により、いまはかろうじて平和が保たれていた。そんな3種族共同統治区プラットフォームジャンクションの大港に停泊中の巨大飛行帆船イャルテル号をめざし、今、種族も年齢も出自もまったく異なる6名の男女が向かっていた。彼らが手にするのは謎めいた卵の殻と22年も前に購入された乗船券。彼らの目的は?そしてイャルテル号の行く手には?フランス有数のSF賞、ロニー兄賞受賞に輝く壮大なSF叙事詩!
著者等紹介
ジュヌフォール,ロラン[ジュヌフォール,ロラン] [Genefort,Laurent]
1968年、北フランスのモントルイユの生まれ。少年時代から熱狂的なSFファンで、1988年、長篇第1作Le Bagne des t´en`ebres(『闇の流刑地』)でデビュー。その後も次々に作品を発表。ファンタジイ作品を含め50作近い長篇作品を発表している。ロニー兄賞を受賞した『オマル―導きの惑星』は、ライフワークともいえるシリーズの第1作である
平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生、早稲田大学文学部卒、中央大学大学院修了。フランス文学翻訳家、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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