内容説明
不死の国の王サンタ・クロースに、待望のむすめホリーが生まれた。邪悪な魔法使いの呪いに悩まされながらも、美しく勇敢な少女に成長したホリーは、ある年のクリスマス、夢を追いかけて人間界へ旅立つ。そこではすばらしい冒険と、息づまる対決が待ちうけていた!夢と勇気のクリスマス・ファンタジイ。
著者等紹介
ライアン,ブリトニー[ライアン,ブリトニー][Ryan,Brittney]
アメリカ、オレゴン州ポーランド生まれ。ポーランド大学で演劇と音楽を学ぶ。30以上のミュージカルに出演し、「アメリカでもっとも活躍する若い女性」に選ばれたこともある。テレビや舞台に登場する一方、プロデューサー、作曲家などとしても手腕を発揮。作家デビューもはたした。カリフォルニア州在住
永瀬比奈[ナガセヒナ]
上智大学外国語部英語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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二藍
2
クリスマス・ファンタジー。なんだかディズニーっぽいと言ったら通じるだろうか……という雰囲気。不死の国〈とこしえ〉の王たるサンタ・クロースの娘、ホリー・クロース。姫君は生まれてすぐ悪い魔法使いに呪われ、心臓を凍らされてしまった。純粋なまま美しく成長したホリーは呪いを解くため、勇気と優しさを胸に、人間界へ冒険に繰り出す……。ファンタジックな冒険6割、ロマンス4割、くらい? よくもわるくもホリーはプリンセスだなあという感じ。狼、狐、フクロウ、ペンギン、トナカイたち、おつきの動物たちがみんな可愛くて好きだった。2015/12/24
Theodore
2
掘り出し物のファンタジー。面白かったんだけど、ちょいと不満な点もある。最後にツンドラが生き返る部分とか。奴を生き返らせるならテラも生き返らせて欲しかった。1匹だけ助かるのって中途半端すぎてなんだかなあ。あと1つ言わせてもらえれば、基本的に粗野で残忍な気質を持つ男の方がよっぽど医者には向いてないと思う。2012/03/28
言音 / 放置気味…。
1
“とこしえの国”と“サンタクロースの娘”の設定が素敵。2006/12/12