内容説明
クリスマス直前、ごく平凡な少年ジョーが知りあった女の子トゥイギーは、なんと魔女!見習いとして、ほうきで空を飛んだり呪文をかけたりの修行中だ。そんなトゥイギーとともに、ジョーはいつしか魔法界をゆるがす大事件に巻きこまれ…楽しい魔法がちりばめられた、わくわくクリスマス・ファンタジイ。
著者等紹介
デイル,アンナ[デイル,アンナ][Dale,Anna]
1971年、イギリス生まれ。サフォーク州、エセックス州などで少女時代を過ごす。その後ケント大学に入学。卒業後は書店員として働きながら、大学院で創作(児童文学)を学び、修士号取得のために初めて書いた小説が『正しい魔女のつくりかた』。これがイギリスの大手出版社の目にとまり、2004年、作家としてデビューすることとなった
岡本さゆり[オカモトサユリ]
上智大学文学部史学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆーゆ
4
児童書を読みたいと思い図書館で気になったので借りました。面白いです。このファンタジーに引き込まれるような本でした。トゥイギーもそうですが他の魔女達、妹のエズミなど可愛らしく、ジョーは人間でありながらも勇敢だなと思いました。2014/10/26
こかげ*ゆるゆる
4
題名だけ見て図書館から借りてきたので、最初のジョーとパパがクリスマスツリーを飾る場面などをさらっと読み進め、列車内で事故が起きたとたん、クリスマスのことは頭からふっとびました(笑)魔法ものは大好きでよく読みますが、前半は地味な印象。<葉書>にはニヤリとしたものの、あとは、読んだことある道具ばっかだなーと読むスピード上げました。…後半です後半!ミステリー仕立てにもなっていることに、今さらながら気づかされ、一気に読み終えました◎巻末の本紹介を読んで、あらためて「クリスマスファンタジー」じゃなく、「真冬の魔法ミ2013/07/28
とうい
4
多くある他のファンタジー作品、冒険物と比べれば、二人の物語は本当に小さな冒険であり事件かと思います。でも、二人が危険だと感じながらもどんどんと首を突っ込んで、解決していこうという行動には、ハラハラさせられながらも微笑ましく感じる場面も。子供らしい身勝手さもあり、けれど相手を思いやる面も持ち合わせている。ジョーもトゥイギーも、優しい子です。もちろん、エズミも。結構驚いたのは、二匹のネズミの正体でしょうか。2007/02/18
ねむりねずみ
4
クリスマスに毎年読みたくなる本。トゥイギーがかわいい。魔女というファンタジーな、でも個性的で面白い登場人物、そこここででてくる興味深い魔法の数々、そしてイギリスとクリスマスの雰囲気。イラストもぴったり。おきにいりです。2011/12/24
そら@真面目にダイエット中
4
普通の平凡な男の子が、偶然魔女と出会った事から始まる物語です。偉大なる魔女が残した呪文の本の破りとられた一ページを探したり、悪い魔女の正体をつきとめたり、黒幕が一体誰なのかを推理したりと、ミステリー要素もありつつハラハラドキドキの冒険もあり、そこに魔法もくわわって、全体的に楽しいストーリーでした。2008/03/12
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