内容説明
幽霊船フライング・ダッチマン号から救いだされた少年ベンと愛犬ネッド。永遠の命をあたえられ、天使の命ずるままにさすらうふたりは、海賊船に乗り組み、ふたたび海に出ることとなる。だが、船に積まれた財宝をめぐって事件が起こり、ふたりの身にも危険がせまる!『幽霊船から来た少年』待望の続篇。
著者等紹介
ジェイクス,ブライアン[ジェイクス,ブライアン][Jacques,Brian]
1939年、イギリスの港町リヴァプールに生まれる。15才で船乗りになり、その後さまざまな職業を転々としながら、1986年にはじめての小説『勇者の剣』を書く。この作品で始まった『レッドウォール伝説』シリーズは、世界各国で人気を博している
酒井洋子[サカイヨウコ]
日本女子大学英文学科卒、ハワイ大学イースト・ウェスト・センター大学院演劇科修士課程修了。演出家、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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ヴェルナーの日記
75
『幽霊船から来た少年』の続編。永遠に彷徨うオランダの呪われた幽霊船フライング・ダッチマン号から逃れてきた少年ベンと黒いラブラドール犬デンは、船長ヴァンダーデッケンの亡霊に悩まされつつ旅する運命を天使から授けられた。前巻から時代は遡って17世紀。少年ベンは、カリブ海の海賊船に拾われる。本作は2部構成で、前半は、フランス、スペインの海賊船とイギリスの私掠船との3すくみの海戦が見どころ。後半は、スペインとフランスの国境ピレネー山脈を拠点とする山賊から青年を救出する物語。1冊で2倍楽しめる内容になっている。2015/02/20
ヨッシー
3
なぜか訳がこれで最後(泣)3部作じゃなかったのか?ハリネズミさん、お願いしますm(__)m
hiroko
0
題名だけで購入。 運命を背負ってはいるけど派手な主人公ではない。 子供が夢中になるかどうかは微妙だけれど、良い作品だと思う。 ベンに会ってみたい。彼らに会えた時、彼らの目に自分は良い人間と映るかどうか、ちょっと気になった。2015/06/05