出版社内容情報
生まれつき片目の無いパッチは誘拐事件に首を突っ込み、自身が誘拐されてしまう。地下壕の闇の中、パッチは少女グレースと出会い恋に落ちる。数週間後、パッチは助け出されるも、グレースは消息不明に。パッチは生涯をかけて彼女を見つけ出すことを誓うが……
【目次】
内容説明
事件の真相を追う道を選んだセイントは、消えた少女はグレイスだけではないことを知る。いくつもの州で、長い年月にわたって少女たちは不自然に消えつづけていた。パッチとグレイスが出会ったあの闇のなかには、誰も気づかなかった謎が隠されていたのだ。一方、グレイスを追い求める日々は、パッチから少年時代を奪っていった。顔を見たことのない少女の姿を、画家になった彼は記憶を頼りに描きつづける。その絵は評判を呼び、彼のもとには失踪した少女たちを捜す家族から手紙が届くようになった。やがてパッチはその少女たちの肖像も描くようになる。描きあげるたびに、グレイスに近づいている気がしたが、その実、遠ざかっているのかもしれなかった。それでも、諦めることはできなかった。そして、彼は最後の手がかりに行き当たる。四半世紀にわたる追跡は、こうして終わりへ向かう。解き明かされる真実の果てに、彼らが見る「すべての色」とは―
著者等紹介
ウィタカー,クリス[ウィタカー,クリス] [Whitaker,Chris]
ロンドン生まれの作家。フィナンシャル・トレーダーを経て、2016年に『消えた子供 トールオークスの秘密』で作家デビューし、翌年の英国推理作家協会賞最優秀新人賞を受賞。2021年には『われら闇より天を見る』(早川書房刊)で英国推理作家協会賞最優秀長篇賞を受賞する。同書は2023年度本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝いた
鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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