出版社内容情報
「ただひたすら、死んでしまいたい」。母になった彼女の中で、崩壊しはじめたもの。女であること、愛の残酷さ──現代アルゼンチン文学シーンを牽引する著者が、むきだしの感情をもって迫るブッカー国際賞ノミネート作。ジェニファー・ローレンス主演映画原作
【目次】
内容説明
のどかな田舎に移り住み、夫と幼い子供と暮らすひとりの女。「母であること」「妻であること」に縛られ彼女は、次第に精神の均衡を失いはじめる。愛している。それなのに、壊したい。孤独、欲望、嫉妬が渦巻く道なき道の果てに彼女が見たもの―。10カ国語以上で翻訳されたブッカー国際賞候補作。「デヴィッド・リンチ的」とも評価された強烈な文体で綴られる精神の旅。
著者等紹介
ハルウィッツ,アリアナ[ハルウィッツ,アリアナ] [Harwicz,Ariana]
1977年ブエノスアイレス生まれのアルゼンチンの作家。脚本や演劇を学んだのち、パリ第7大学でパフォーミングアートの学士号を、ソルボンヌ大学で比較文学の修士号を取得。デビュー作の本作(2012年)は《ラ・ナシオン》紙に2012年の年間ベスト小説の1冊に選ばれた。2017年には英訳され、2018年度のブッカー国際賞のロングリストにノミネート。2025年にはハリウッドで映画化された。本作のあとに刊行された小説La d´ebil mental、Precozは〈情熱三部作〉として連作になっている。そのほか、エッセイ、アンソロジーも刊行し、現代アルゼンチン文学を代表する一人として注目されている
宮崎真紀[ミヤザキマキ]
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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