風に向かって

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風に向かって

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  • サイズ 46判/ページ数 552p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152104083
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

1930年代テキサス。愛を知らずに育ったエルサは、幸せな家庭を夢見た。やがて手に入れた夢は、大干ばつによって崩れ去る。飢えと絶望の中、彼女は決断を迫られる。愛する義父母とここに残るか、希望を求めて子どもと西へ旅立つか。試練を乗り越える女性の物語


【目次】

内容説明

1930年代、テキサス。愛を知らずに育ったエルサは、いま、夢に見た家族を手に入れた。夫とその両親、2人の子ども―ささやかながら、彼女が切望した温もりだった。だが、その夢は音を立てて崩れ去る。大恐慌が何百万人もの職を奪い、大干魃が大平原地帯を襲った。農作物は枯れ、水もなく、砂嵐がすべてを飲み込もうとしていた。エルサたちの農場でも、今日一日を生き延びるための闘いが続いていた。やがてエルサは決断を迫られる。一家で愛する土地に踏みとどまるか、それとも子どもたちと西へ向かうか。幾多の試練に翻弄されながらも、家族を守るため、逆風に立ち向かうひとりの女性。彼女の目を通して、国を引き裂いた格差と、それでもなお人々の間に息づいた希望と連帯の精神を描き出し、心を揺さぶる長篇小説。全米230万部突破、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー、40カ国以上で翻訳決定!

著者等紹介

岩瀬徳子[イワセノリコ]
お茶の水女子大学文教育学部卒、英米文学翻訳家

ハナ,クリスティン[ハナ,クリスティン] [Hannah,Kristin]
1960年カリフォルニア生まれ。シアトルで弁護士として活動したのち、作家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

33
大河小説のようでいてやや大味な印象はあるものの、悲劇が重なり続ける辛い物語を、最後まで滞りなくスムーズに読ませる作家の手腕は素直に賞賛したい。筋書きは個人的な好みのものとはかけなはれているため、あまり好きな小説とは言えないのが残念だ。読み終わってもう少し報われるような何か(全くないとは言わないが…)があれば良かったのだが。この作家は最新作が非常に高評価を受けているようなので、翻訳されるためにも今作が売れるように祈りたい。2025/06/20

アリーマ

15
1930年代のテキサスの田舎に生まれ育ち、背の高さと病弱さと醜さで家族に疎まれながら育った女性の一生。田舎町の因習に囚われながらも、自分なりの人生を求めたエルサ。貧困に病、搾取され、踏み躙られる無力な人たちの絶望感が胸を抉って、読んでいてかなり辛い。それでも逞しく生き延びる姿には光がある。佳い本だった。★★★★★2025/09/19

Psychopath

1
☆☆☆2025/09/16

さみ

0
クリスティン・ハナの小説は、生きる力に満ちている。諦めて折れてしまいそうな状況でも、不屈の主人公エルサは何度でも誇りをもって立ち上がる。「生命力」とはまた異なる、「人間が人間らしく生きる力」と言うべきか。約100年前のダストボウルという題材が、コロナ禍を経た鬱屈とした現代の世界情勢にここまでマッチして、今読むべき小説として燦然と輝くとは。これぞ骨太アメリカ文学。アメリカ人にとって「オズの魔法使い」は基礎教養なんだなと改めて。2025/10/08

ペコリーナ

0
夏休みに長編を読破。二人の子供をかかえたくましく生きる女性が描かれている。淡々と読んだが、どこかヤマがなく物足りない。白米をそのまま食べたよえな読後感2025/08/14

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