出版社内容情報
"ジャムを演じる"アグレッサー部隊に配属された深井零と雪風はレイフとともに、日本空軍の田村伊歩大尉が駆る飛燕ほか地球連合軍との模擬戦に臨んだ。伊歩のジャム探知能力を高く評価するクーリィ准将は、彼女に雪風を操縦させる思惑を秘めていたが──。
内容説明
ロンバート大佐を介在させたジャムは、対人類戦に勝利し、地球への侵入を果たした―それがクーリィ准将以下FAF特殊戦の分析だった。ブッカー少佐は、特殊戦の生き残りのため、雪風ら機械知性たちの対ジャム戦略を探ることを提言する。一方、クーリィ准将は姿を消したジャムをおびき出すため、“ジャムを演じる”アグレッサー部隊を特殊戦に新設、地球から帰還した雪風と無人機レイフの配属を決定する。地球連合軍の戦闘飛行部隊との模擬戦に参加した深井大尉と雪風は、日本空軍の田村伊歩大尉が搭乗する飛燕と共闘、ジャム化した日本海軍機を撃墜する。フェアリイ基地を訪問中のリン・ジャクスンらとともに、ジャムの不在についてブリーフィングを重ねる深井大尉と桂城少尉だったが、模擬戦で発揮された伊歩の“ジャムを見る目”を高く評価するクーリィ准尉は、彼女に雪風を操縦させる思惑を秘めていた―。『アグレッサーズ』に続く、シリーズ第5作にして「新3部作」第2弾。
著者等紹介
神林長平[カンバヤシチョウヘイ]
1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Musa(ムサ)
どんまいシリル
たかはし
YSHR1980
junkoda