出版社内容情報
地球上に擬似的な恒星を創り、CO2を排出することなく莫大なエネルギーを生む夢の技術、核融合発電。その実現を目指しひた走る者たちを、人は「スタービルダー」と呼ぶ。官民がしのぎを削る熾烈な競争を制し、栄光を掴む者は誰か――徹底した取材で最前線に迫る
内容説明
「資源は無限」「分岐点は『2030年代』にある」「ビル・ゲイツやサム・アルトマンが投資」「実用化は不可能」「絶対的な安全性の確保」「気候変動やエネルギー問題を一挙解決」その「真実」は?
目次
プロローグ 突拍子もないアイデア
第1章 スタービルダー
第2章 恒星を作り、地球を救え
第3章 原子からのエネルギー
第4章 宇宙は恒星をどうやって作るのか
第5章 磁場を使って恒星を作る
第6章 慣性を使って恒星を作る
第7章 新たなスタービルダー
第8章 これはちょっと危険では?
第9章 核融合レースのゴール
エピローグ 核融合をしない余裕はあるのか
著者等紹介
タレル,アーサー[タレル,アーサー] [Turrell,Arthur]
イングランド銀行の金融安定性リサーチ&データ・シニア・マネージャー。インペリアル・カレッジ・ロンドンで慣性閉じ込め核融合の研究に従事し、プラズマ物理学の博士号を取得。現在はデータサイエンスと経済学を研究する傍ら、核融合研究のアウトリーチ活動を行なっており、《デイリー・メール》、《ガーディアン》、《インターナショナル・ビジネス・タイムズ》、《ギズモード》などで紹介されている。本書が初の著書
横山達也[ヨコヤマタツヤ]
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構那珂フュージョン科学技術研究所研究員。専門は核融合プラズマ物理の実験とデータ解析。2022年、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻修了。博士(科学)
田沢恭子[タザワキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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