血の魔術書と姉妹たち

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血の魔術書と姉妹たち

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  • サイズ 46判/ページ数 488p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152103550
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

血で記された古代の魔法本を代々守護してきた家に生まれた異母姉妹のエスターとジョアンナ。離ればなれになっていた姉妹は父の死をきっかけに再会し、想像を遙かに超える危険な魔法の世界に足を踏み入れる。本と血と姉妹をめぐるドラマティック・ファンタジー

内容説明

血のインクで綴られた本に導かれ、再会した姉妹の運命が動き出す。バーモント州の片田舎に屋敷を構えるカロテイ家は、祖父の代から収集した魔術書を守って暮らしてきた。本に記された、命を奪ったり火を放ったりするような数々の魔術は世界の理を揺るがすもので、魔術書を手に入れ、その力を手にしたいと狙う人間が後を絶たなかった。カロテイ家の異母姉妹、エスターとジョアンナは、父エイブとともに、本を守る結界の呪文が張られた家でひっそりと隠れ暮らしていたが、魔術が効かない姉エスターは家を離れ、各地を転々とする生活を送るようになる。いっぽう、父の死後、魔術を使う力を父から受け継いだ妹のジョアンナは家に閉じこもり、魔術書と生きる生活を続けていた。だがエスターに魔術書を狙う者の魔の手が迫り、それをきっかけに姉妹は再会し、魔術書をめぐる陰謀渦巻く世界に足を踏み入れることになる―。“ニューヨーク・タイムズ”紙の「2023年ベストSF&ファンタジー」の一冊に選ばれた、秘密の書物と姉妹をめぐるミステリアス・ファンタジー。

著者等紹介

トルジュ,エマ[トルジュ,エマ] [T¨orzs,Emma]
モンタナ大学ミズーラ校で修士号を取得。SF雑誌に短篇を掲載後、2023年に本作『血の魔術書と姉妹たち』で長篇デビュー。大きな話題を呼び、“ニューヨーク・タイムズ”紙が選ぶ「2023年ベストSF&ファンタジー」および、“100 Notable Books of 2023”の一冊に選出された。現在はミネソタ州ミネアポリス在住。マカレスター大学で教鞭をとっている

田辺千幸[タナベチユキ]
ロンドン大学社会心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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帽子を編みます

46
途中までは倒れそうでした、血(血統、血液)、くり抜かれた眼球、うぅグロい…。随所に興味を引く単語を散りばめるのも鼻につく感じ、南極基地での生活、同性の恋人、閉じられた場所での謎めいた規則正しい生活、英国貴族の暮らし、親身なふりをする支配者…。一回に付き600㍉㍑の採血、しかも2ヶ月に一回程度…、耐えられないと思いながら読み進めました。第二部以降は話が動きます、ここからが面白い。隠れ家からの脱出、出会い、謎が少しずつ解明されて最後は活劇の末に大団円。最後まで読んで良かった。でも採血は嫌ですね。2024/10/24

小太郎

42
2023年のニューヨークタイムズが選ぶベストSFファンタジーの一冊というので期待して読みました。血のインクで書かれた魔術書を巡る骨肉の争いというのが縦筋。最初は翻訳のせいか中々捗りません。こう感じる場合は大体ガッカリ系が多いのですが、この本は後半になるにつれてリーダビリイティも上がり怒涛の展開は一気です。前半で投げ出さずに正解。映画を見ているような展開は映像化を意識してるのかな?魔法などのファンタジー要素の枷がしっかりしてるので安心して読めます。ただ最後まで読んで全体的な冗長感は否めません。★3.52025/03/14

ヘラジカ

41
長篇小説デビュー作にして巨匠ニール・ゲイマンを思い起こす完成度の快作。滑り出しの遅さや後半展開のまどろっこしさにはやや難があるが、複数の動線を用いた物語の進行は鮮やかであり、文章の練度や演出面はずば抜けている。シナリオにはそこまで重々しい印象はないが、人物描写に情熱が注がれているため全体的に厚みもあった。設定も大好物だったので中盤からは夢中になって読んだ。締め方も良い。「これこれ、これで良いんだよ」という好みの終わり方。期待通りの作品で大満足である。2024/08/21

星落秋風五丈原

24
優等生タイプの姉ではなく妹が父親と家に残って魔術と本を守っているが姉がルールを破ったことで物語が動き出す。2024/10/11

信兵衛

17
もうひとつ大きなスケールの闘いにはならなかった処が残念に感じられた、というのが正直な読後感。2024/09/28

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