台湾文学コレクション〈1〉近未来短篇集

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台湾文学コレクション〈1〉近未来短篇集

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152103420
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

先端技術を敬遠する母と反発する娘を描く「2042」、恋する相手のデータを収集する女性の行き過ぎた愛情の行方を語る「USBメモリの恋人」、逃げた介護ロボットの真相を痛切に描く「小雅」など、台湾の実力派作家たちの選りすぐりの傑作SF8篇を収録

内容説明

恋する相手のデータをひそかに蓄積する秘書がたどりついた結末をユーモラスに語る「USBメモリの恋人」、人間の負の感情の撤去を生業とする青年の日々を絢爛たる筆致で描く「雲を運ぶ」、先端技術を敬遠する母と反発する娘を描く「2042」。伊格言、湖南蟲、黄麗群など第一線で活躍する台湾人作家による傑作近未来文芸8篇を収録したアンソロジー。

著者等紹介

三須祐介[ミスユウスケ]
立命館大学文学部教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

109
東洋風味で。バーチャルリアリティが主な台湾SF(科幻)短編集。あれって、荘子の世界ぽいかも。 後半2つはまあまあ。ムズイのもあった2024/10/27

R

36
近未来とされているけど、ずっと遠い未来、SF的な未来のお話。コメディ調子のものもあったけど、基本的には孤独や哀惜の話しが通底しているように思えた。異世界といってもいい、人間とは異なる生物としての話しや、未来のようでいて、今この時にもありそうな話しもあったりで楽しかった。日本を舞台にしているバーチャルアイドルの物語が特に興味深かったが、舞台装置の様々な部分に外国を感じられて不思議だったけど、とてもよかった。2025/07/03

えりまき

15
2024(300)SFを集めた台湾文学コレクションの第1弾。全作品好きです。賀景濱(ホージンビン)さんの「昨年アルバーで」/湖南蟲(フーナンチョン)さんの「USBメモリの恋人」/黄麗群(ホワンリーチェん)さんの「雲を運ぶ」/姜天陸(ジアンティエンルー)さんの「小雅(シャオヤー)」/林新惠(リンシンフイ)さんの「ホテル・カルフォルニア」/蕭熠(シャオイ―)さんの「2042」/許順鏜(シュー シュンタン)の「逆関数」/伊格言(エゴヤン)の「バーチャルアイドル二階堂雅紀詐欺事件」 2024/10/25

Nishiumi

13
台湾のSF短編集。ソフトSFとも言うべきか、近未来の技術やガジェットそのものよりも、技術を背景にした社会変化や人間の感応に重きを置いている。AIや未来の人間を描いたポストヒューマンが登場する作品も多い。介護ロボットとその裏側に巣食うカルト団体がいかにもあり得そうな「小雅」、無限に反復される電脳世界が映像となって目の前に立ち現れてくる「ホテル・カリフォルニア」、先端技術への思想の違いが母娘の確執を生む「2042」がとりわけ印象に残った。2025/04/25

女神の巡礼者

8
中華SFファンとしては、台湾とはいえ「近未来短編集」という表題は見逃せませんでした。しかし、確かに近未来の世界が舞台で、8作それぞれにSFでお馴染みの設定やガジェットが登場しますが、それらのテイストはコアなSFの読み味とは異なっていました。私的な感覚では、これらは純文学がSFを呑み込むことにより、現代人特有の心理や、IT社会がもたらす社会病理を取り扱う可能性を目指したのでしょうか。そういう意味ではより深みがあり、理解し味わうためにじっくり読まなければなりませんでしたが、とても芳醇な一冊でした。2024/08/30

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